おはようございます
いつのまにかやって来た日曜日の朝です
昨日は研修から戻ってきて
事務所にて資料の作成などののち
来客1件対応してから
夕方から地元の何人かと集まり打合せ
さて今から160年前の1863年11月19日は
アメリカペンシルベニア州ゲティスバーグの
国立戦没者墓地の奉献式で当時のアメリカ大統領
エイブラハム・リンカーン大統領が
「人民の、人民による、人民のための政治」
と語った、通称ゲティスバーグ演説を行った日
この演説はアメリカ合衆国がアメリカ連合国(南部)
と行ったいわゆる南北戦争で勝利したのち
ゲティスバーグの戦いでの戦死者を偲んで
行われた演説で、演説中の一節で
アメリカ合衆国としての統一を期して
行われた演説としての歴史的意義が
付されているとも言われているようです
ゲティスバーグ演説は272単語1449字という
約2分間の極めて短いスピーチでしたが
リンカーンの演説の中では最も有名なもので
また歴代大統領の演説の中でも常に第一に
取り上げられるもので、独立宣言、合衆国憲法と並び
アメリカ史に特別な位置を占める演説とされています
この一節の原文にある
government of the people, by the people, for the people
は英語の教科書にも引用されていました
この言葉は実は私達にもとても関係が深く
1946年にGHQマッカーサー最高司令官は
GHQによる日本国憲法草案前文の中に
この一節を織り込んだともいわれています
その前文の草案といわれているのがこちら
Government is a sacred trust of the people,
the authority for which is derived from the people,
the powers of which are exercised by the representatives
of the people, and the benefits of which are enjoyed by the people.
— 「GHQによる憲法草案前文より引用」
この一文がそのまま和訳されたのが
日本国憲法の前文の一部となったこちら
そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。
— 「日本国憲法前文(一部)より引用」
この辺の捉え方にも諸説ありますが
いまこの考え方がきちんと実現されているのかなぁ
という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!
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