遺産分割協議が平行線の時の最後の手段とは?

おはようございます
月曜日になりましたが今日は祝日
メディアから流れる台風の足跡
一日も早い復旧復興を願うばかり

昨日は一日中事務所内で作業
来客も一人もなく永住許可申請の準備
その他申請書類の作成など
夕方からは何人かの連携先との
業務についての打ち合わせ

今日も色々と必要な作業を進める予定


さて遺産分割協議書の作成について
もし遺産分割協議がうまく進まないときの
対応について諸々と触れてきました

遺産分割協議書を作ろうとしても
相続人の中で考え方の違いがあって
署名押印をもらうことはできない場合

稀にそういう相談も受けることがありますが
そういう場合にはどうすればいいのか?

この場合に私が提示する選択肢は3つ
ということでここ何回かはその話題

*分割協議書に署名押印してもらう方法を探る
*裁判所に遺産分割調停の申立を行う

というやり方について触れて来ました
とにかく何が何でも先に進めるという
観点から考えれば上記の2点で
絶対に何らかの結論には落ち着きます
なのでここで解決

ではもうひとつの方法とは、それは

——

結論を急がずに時間を置く

——

え、これってただの先送りじゃん

 

って、そうですね

解決の先送りだし
相続税の申告期限の問題や
その間相続財産が凍結されてしまうこと
負債があった場合の処理など
正直なとことデメリットも多々ある

しかし話がまとまらないことを
無理矢理まとめたり
ましてや遺産分割調停や審判などで
もし、かえって相続人間で
感情的なしこりを残してしまう

そんな可能性があるのならば
その他の諸々のデメリットがあっても

あえて時間の経過を待って

環境の変化、状況の変化、気持ちの変化

を待つという選択肢もあるかもしれません

相続とは言ってみればバトンタッチです
色々なバトンタッチはありますが
相続財産とそれに付随する色々な想いの
バトンタッチなんだと思います

引き継いでいくものは結果
幸せにつながるものである方がいい
きっと引き継がれる側はそう思うはず

時間を置くことがその結論に繋がるならば
結論を急がず時間を置く
というのも選択肢のひとつかもしれません

遺産分割協議の進め方に触れながら
先送りする選択肢もあるというのは
矛盾している感もありますが
どうしてもな時は最後の最後の選択肢として
これもありかなぁという感じです

さて、今日は3連休の3日目

どんな一日が待っているでしょう

さあ、あなたはどんな祝日を過ごしますか?