ISO9001:リーダーの役割は結果にコミットすること

 
おはようございます
年末年始に突入の土曜日の朝です
昨日は今年度の最終日ということで
ほぼ一日かけずりまわっての一日でした
 
さてISO9001についてのお話
 
前回まで組織の状況の章の内容で
とにかくマネジメントシステム
回していくための計画を策定するために
自分自身をきちんと理解しましょう
ということでしたが、そのために
 
内部外部の課題を把握すること
理解関係者とその期待の洗い出し
仕事をシステムとして捉えること
 
をまずやりましょうということでした
そのことを一言で言うと
 
己を知れ
 
ということでした
続いての章で要求しているのは
 
リーダーシップ
 
という内容です
組織がある一定の方向に向かって
動いていくためには明確なゴールが必要
そして組織の構成員が動いて行ける
環境が整っている必要があります
 
例えが多少乱暴かも知れませんが
闘いに勝ち抜くためには
闘う相手が明確になっていることと
戦場で闘うための武器がきちんと
用意されていなければならない
というイメージが分かりやすいかも
 
そうした環境整備を行うのが
リーダーの役割であるということ
 
ISO9001ではそうした
リーダーとしての役割を担う者を
トップマネジメントと表現しています
そしてそうした役割を果たすことを
コミットする、とかコミットメント
言った表現で説明がされています
 
そういえば、あるCMの中で
結果にコミットする
という表現が使われていますがあれは
 
きちんとした結果が出るよう
きちんと役割を果たしますよ
 
という宣言をしているんでしょう
ISO9001が要求しているのは
まさにそれであって
組織のトップマネジメントは
結果にコミットしましょう、と
言っているのだと思います
 
ということでトップマネジメントが
結果にコミットするために具体的に
何をすべきと規格が言っているか
については次回にさらに
触れて行きたいと思います
 
さあ、あなたは結果にコミットしてますか?