次回大河ドラマ蔦屋重三郎の時代背景を考察

おはようございます
今年最後の日曜日の朝です

昨日は1日中ひたすら事務所で作業

さてネット上では来年度の大河ドラマ
「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」についての
関連する情報の動画がちらほらと見られます

おそらく私が大河ドラマ関連動画を
結構色々と見ているので余計に
表示されるんでしょうけど(笑)

ということで
来年の主人公である蔦屋重三郎について
その生きた時代について個人的関心から
触れてみます

蔦屋重三郎は1750年に遊郭の街である
吉原で産まれたとされているようです
父丸山重助、母津与との間に生まれますが
父親のその当時の職業については
正確にはよくわかっていないようです

ただ吉原に生まれたというこから
そこに関係した仕事に就いていたと
考えられているようです

重三郎は7歳の時に母と別れて吉原で
茶屋「蔦屋」を経営する喜多川氏の
養子にだされそこで幼年期を過ごします

その後20代で吉原大門前に
書店「耕書堂」を開業しました
そこで当初は吉原の妓楼の案内や
そこに所属する遊女のランク付けの掲載や
芸者や引手茶屋などを記した略地図など
今でいう所の風俗情報誌の販売から始まり

そこから実に色々な人との関わりや
時代の変化に影響されながらも
江戸のメディア王」と称されるように
這い上がっていくとという人物

重三郎が生まれた年は9代将軍家重の時代で
約10年後に10代家治が将軍となり
更に27年後には11代家斉が将軍となる時代
この時代は江戸時代でも特に大きな騒乱もない
天下泰平の時代と言われていたころで
今年の大河も昨年に引き続き戦闘シーンのない
ストーリーとなるドラマとなりそうです

重三郎の生きた頃の政治的な中心は教科書的には
前半は田沼の政治の田沼意次
後半は寛政の改革の松平定信
この二人の政治体制が主人公蔦屋重三郎
大きく影響を受ける内容になるのだろうと思います

田沼の政治といえば賄賂が横行したなど
教科書では悪いイメージで習った記憶がありますが
最近は江戸の経済を活性化させたとして
その評価は見直されているようです

ただ寛政の改革は田沼時代を否定した改革で
重三郎はその時代の変化にどう影響され
対抗して行くことになるかも見どころかも

更に教科書にはほとんど出てこないものの
田沼意次と松平定信の人事に多く影響を与えたのが
徳川御三卿の一橋治斉(はるさだ)という人物で
彼は11代将軍家斉の実父として自らも
大変強い力を持ったと言われています

個人的には一橋治斉がどう描かれるのかが
大変興味があるところです

次の世代となる12代家慶の時代に起こった
あの黒船来航からの幕末へ続く時代の前の時代

主に経済と文化の時代であった江戸の町に
江戸の出版プロデューサーともメディア王
とも言われた主人公がどうやって
這い上がって行ったのか

また現在の世相とどのように
絡ませていくのか、いかないのか

という訳で
今日も一日がんばって行きましょう!

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