大学入学共通テストのこれまでとこれから

 

おはようございます
1月も真ん中あたりの日曜日の朝です

昨日は一日中事務所で作業
午前中に来客1件あり対応打合せ

さて、昨日と今日にかけて
大学入学共通テストが実施されています

ネットニュースでは
ベルサイユのばら」の出題の話題や
会場トラブルに関する報道などが
いくつか目に入ってきました

良くも悪くも
この時期になると世間の関心が一斉に
「受験」に向かうのを感じます

毎年この季節になると
自分自身の受験生時代の記憶とともに
日本の大学入試制度の歩み
そしてその時代ごとの「教育観」が
自然と思い起こされます

日本の大学入試における大きな転換点は
1979年に導入された「共通一次試験」でした

それまで大学ごとに実施されていた
入試の負担を軽減し全国共通の基準で
学力を測ることを目的としてスタートした制度

当初は5教科7科目1000点満点
私が受験生だったのもまさにこの時代でした

高度経済成長期を経て進学率が急上昇する中
「公平性」と「効率性」が
強く求められていた時代背景がありました

まさに「急がば回れ」ではなく
まずは共通の土台を整えよう
そんな発想だったのかもしれません

この制度は共通一次試験は1990年に
大学入試センター試験」へと移行します

マークシート方式の拡充や科目構成の
見直しが行われ「知識量」を幅広く測る
試験として長く定着していきました

一方で「暗記中心」「一発勝負」といった
批判も根強く教育現場では長年にわたり
議論が続いてきました

まさに「石の上にも三年
試行錯誤を重ねながら
制度は少しずつ見直されてきたのです

そうした反省を踏まえ2021年から始まったのが
現在の「大学入学共通テスト」です

最大の特徴は「思考力・判断力・表現力」を
重視する方向性にあると言われています

文章量の増加
資料の読み取り
複数の情報を比較して考える設問

単なる知識の再生では対応しづらい内容へと
大きく舵を切りました

「習うより慣れよ」という言葉の通り
AI活用の時代を見据えて知識をどう使うかが
問われる時代になったとも言えるでしょう

ただし理想と現実の間にはまだまだ
ギャップもあるようです

記述式問題の見送りや
英語民間試験の導入断念など
制度設計の難しさが
露呈した側面も否定できません

それでも「どんな力を社会が求めているのか」を
問い続ける姿勢そのものは
確実に次の世代へと引き継がれています

共通一次から数えてすでに45年以上
試験の名前や形式は変わっても
「学びをどう評価するか」という
本質的な問いは変わりません

雨降って地固まる
制度もまた揺れながら強くなっていく
ものかのかもしれません

試験に臨む受験生一人ひとりが
これまで積み重ねてきた努力を
十分に発揮できることを心から願っています

この試験が単なる通過点ではなく
自分の未来を考える一歩となりますように

という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!

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