ミステリーにおける「ノックスの十戒」とは?

おはようございます
週の真ん中、水曜日の朝です

昨日は朝一から水戸へ向かい県庁横のビルへ
産業廃棄物収取運搬業更新許可申請を1件
続いて2件ほど官公庁によって
お昼に事務所へ戻ってからクライアント先1件と
某市役所にて農地法許可証の受領
それから事務所へ戻り諸々作業と来客1件対応

さてテレビ番組はここ最近まではニュースと
大河ドラマしか見ていなかったんですが
SNS上で異常に盛り上がっていたのが目につき
昨年12月にHuluで第1話から見てしまい
その続きも欠かさず見ているのが日テレ系の
「真犯人フラグ」という日曜日22:30からのドラマ

新居の新築を控えた幸せに暮らしていた平凡な家庭
その妻と子供が突然失踪し、更に不可解な事件が続発
さてその犯人は?失踪の本当の理由は?
というドラマで、Youtubeでは色々な人達が
様々な考察動画を投稿して話題になっています

番組サイト→こちらからどうぞ

とドラマは犯人捜しで盛り上がってますが
色々と見ている中で何人かの方が触れていたのが
「ノックスの十戒」というワード

このワードは、ロナルド・ノックスという小説家が
1928年に「探偵小説十戒」という記事で発表した
推理小説を書く際のルール(ガイドライン)をいいます

といっても別に法や制度で決まっているものではなく
ノックス氏が読者に最後まで謎解きを楽しんでもらい
という意図からまとめたもので最後のネタバレで
読者を失望させないための推理小説の基本ルール
といった感じのもので多くの推理小説はこの法則を
ある程度意識して作品を書いているそうです

ちなみにその「ノックスの十戒」は以下の通り

【ノックスの十戒】
(1)犯人は物語の序盤に登場していなければならない。
(2)探偵方法に超自然能力を用いてはならない。
(3)犯行現場に秘密の抜け道や扉を用意する場合、2つ以上作ってはならない。
(4)未知の薬物や、一般人が理解しづらい難解な化学技術を用いてはならない。
(5)中国人を登場させてはならない。
(6)探偵は偶然や勘で事件を解決してはならない。
(7)探偵自身が犯人であってはならない(犯人に変装するなどの場合は除く)。
(8)探偵は読者に明かしていない手がかりによって事件を解決してはならない。
(9)探偵の助手にあたる人物は、自身の判断を読者に知らせなければならない。
(10)双子や一人二役の人物を出す場合、存在をあらかじめ読者に伝えなければならない。

んーーーーーーー、なるほどって感じでしょうか

確かにラスト近くに突然登場したような人物が
犯人だと予測のしようがないですね

探偵が出てきても運とか勘だけで解決していたら
推理する過程が何にない小説となってしまうかも

(5)はちょっと趣旨が分からないかな

まぁあくまでストーリーを楽しむための法則なので
あえて十戒を破ることで物語が面白くなるものも
展開としてはありということのようですね

さて今回の「真犯人フラグ」のこれまでの伏線は
ラストに向けてどう回収されるのでしょうか(^^)

という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!

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