おはようございます
今年3回目の月曜日の朝です
昨日も一日中事務所で作業
午前中にはオンライン申請1件
あとはずっと資料整理と申請書類作成
で、月曜日ということで
大河ドラマ「べらぼう」の第3回
重三郎は新たな本作りに駆け回るが
激怒した駿河屋から追い出されてしまう
それでも本作りをあきらめない重三郎は
絵師北尾重政を訪ね新たなアイデアを練る
江戸城内では田沼意次が白河松平家へ
田安賢丸を養子として送り込もうとしていた
ドラマのあらすじに関してはこちらへ
→べらぼう公式サイト
第2話で重三郎が制作にかかわってたのが
「吉原細見」という本でしたが
この本は「吉原の歩き方」ともいう
いわば吉原のガイドブックと言えるもので
吉原全体の地図や各町ごとの遊女屋と
そこに所属する遊女の源氏名や位置づけや
遊女と遊ぶ料金である揚げ代などが紹介
さらに客と遊女屋を取り結ぶ引手茶屋や
船で吉原に通う客の送迎をする船宿の一覧など
吉原で遊びたいと思う者は必携といえるくらい
全てが網羅されていた一冊だったそうです
それとは別に今回重三郎が「耕書堂」という
自らの本屋を開いてはじめて自身で出版したのが
今回劇中で発行されていた『一目千本』という本
出版されたのは1774年(安永3年)の7月のことで
『一目千本』は劇中でもあった通り
画集と呼んだほうがいいようないわゆる遊女評判記
すべての遊女は挿し花に見立てられていて
遊女の画はひとつも出てこないというものでした
対象を別のものになぞらえる手法を「見立て」といい
この「見立て」は日本の文化や芸術の特徴でもあり
江戸時代にはこの見立てが絵画や言葉の洒落遊びとして
広い範囲で取り入れられるようになっていて
今回の重三郎もこの見立てを応用して遊女の特徴を
表わしたもので当時では画期的なものだったようです
次回、重三郎錦絵の制作を順調に進めるが…
第4回「『雛(ひな)形若菜』の甘い罠(わな)」
という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!
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