【考察】大河ドラマ「べらぼう」第23回!‎

 

おはようございます
6月も3回目の月曜日の朝です

昨日は一日中事務所で作業
午前中に来客2件、午後から1件対応打合せ

で、月曜日ということで
大河ドラマ「べらぼう」第23回

狂歌で南畝の名が江戸中に知れ渡るようになり
重三郎が手がけた狂歌の指南書『浜のきさご』が
飛ぶように売れ耕書堂は江戸で大注目の本屋となる
須原屋らからは日本橋に進出することを勧められる
一方誰袖は蝦夷地の駆け引きで直接オロシャから
琥珀の買い付けを廣年にけしかけようとするが…。

ドラマのあらすじに関してはこちらへ
べらぼう公式サイト

抜け荷」とは言うワードは時代劇でよく耳にします
語感から違法なことであるのは感じますが
正確にどういう罪であったかというと

抜け荷」とは江戸時代に江戸幕府の禁令を破って
行われたようするに密貿易のことを指します

1624年から1644年の寛永年間以降になると
日本の貿易は長崎に限定され貿易相手国は
中国とオランダのみに制限されるようになり
渡来船の数や貿易額などについても
厳しく制限されるようになりました

貿易は幕府公認の特許商人によってのみ行われ
元禄年間以降は長崎会所に限定されました
そうしたこれらの厳しい制限を逃れながら
利益を得ようとする者たちによって行われたのが
抜け荷」という不正違法な行為いうことになります

抜け荷」は
日本に来航したオランダ人や中国人などを
相手に行われました

江戸幕府は抜け荷の防止に力を入れ禁令を発令し
違反者に対しては死罪を科すなど厳罰としましたが
それでも抜け荷は後を絶たず結局幕末に至るまで
根絶することはできませんでした

資材というリスクと背中合わせであっても
それに見合うくらいの利益が
抜け荷」にはあっということでしょうか

抜け荷の多くは唐船(中国船)との間で行われ
事前に日時や場所を打ち合わせ通常の航路を外れた
海上において夜間に取引を行うのが常套手段で
あったようです

松前藩藩主松前道廣が蝦夷地でオロシャと
行なっているとされる密貿易も「抜け荷」の典型例

そう考えると遊女が抜け荷を唆すというのは
想像以上に命を顧みない大胆な行動でも
あったということになります

次回、重三郎の日本橋進出はなるか
第24回「げにつれなきは日本橋」
次回は都議選戦選挙速報のため
19時14分からの放送

という訳で
今日も一日頑張って行きましょう!

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