どうすればもっと
提供する商品やサービスの
価値を高めることができるのか?…
このことは事業者にとって
常に検討し続けているテーマ
前回までの
「情報と知識の違いとは」
という論考もつまるところは
価値とは何か?という話です
自らが提供する価値が
市場に対してどのように
受け入れてもらえるのか?
その働きかけの仕方の一つが
マーケティングという切り口
ある書籍の一節が目にとまったので
この場を借りてご紹介します
マーケティングを知るうえでは
学ぶべき4つの視点がある
その4つの視点とは
①ウォンツとニーズの違い
②特徴と利点の違い
③商品のUSPを確立する方法
④USPの考え方
今回はその中でも
「①ウォンツとニーズの違い」
について見てみましょう
「私にはあの新しいハンドバックが必要だ」
「もっといい車が必要だ」etc。。。
これはニーズ(必要)ではなくウォンツ(欲求)
つまり新しいバッグも車も
「必要」なのではなく「欲しい」ということ
別にバッグも車もなければ
生きていけないというわけではなく
ただ欲しいという感情から
人は商品を購入している
つまり人が商品を購入する動機は
多くの場合は感情であるということ
A事業者とB事業者を選択する場合でも
多くの場合はどちらかではなくてはならない
という必要性があったからではなく
何らかのきっかけがあって
結果的に感情から一方を選ぶ場合が多い
何となく対応が良かった
たまたまそこで連絡がついた
値段が安かった、場所が近かった
だから気に入ったから選んだという感じ
そこには強い必要性はない
マーケティングを考えるうえで
大事なのはいかに顧客の
「感情を刺激するか?」ということ
ただしどんな感情でもいいと
いうわけではなくて、顧客にとって
一番関心があること、すなわち
「お客様の課題を解決する」
ということを連想させるような
感情の揺さぶり方が必要である
ということだそうです
では課題の解決って何?
ということですがここは
長くなりそうなのでそのうち
気が向いたら
触れていきたいと思います