災害現場とトリアージという活動

昨日は地元で開催された
県市合同防災訓練に参加しました
私の所属する業界団体支部は地元自治体と
災害時支援協定を締結していることもあり
協力機関の地元支部長として参加しました

多くの参加団体が各団体の立場から
避難訓練やブースの設置など活気ある訓練
色々と学びも多い時間でしたが
隣席した地元医師会の会長さんから

「トリアージ」

という活動についてご教示いただきました

トリアージとは災害現場などで
患者の重症度に基づいて
治療の優先度を決定して選別を行うこと
救急事故現場において
患者の治療順位の決定
救急搬送の順位の決定
搬送先施設の決定
などにおいて用いられ識別救急ともいわれます

容態の内容から
黒—死亡等
赤—緊急治療
黄—準緊急治療
緑—待機
白—無傷
を選別して概ね赤を最優先で搬送治療
次に黄といった感じで医療体制や設備を
考慮しながら傷病者の重症度と
緊急度によって分別して治療や搬送先の
順位を決定することで
助かる見込みのない患者や
軽傷の患者よりも処置を施すことで
命を救える患者を優先するということ

まさにドラマ「コードブルー」で
白石先生達が災害現場で行なってるやつ
ドラマでは黒判定された家族から
白石先生が酷い言葉を言われたり
赤判定された患者を現場で手術したり
中々壮絶なシーンは多いですけども
訓練の様子を見ていて臨場感ありました

語源は「選別」を意味するtriageという
フランス語から来ているそうです

緊急時にきちんとした対応が出来るか否かは
平時にどれだけ日頃の準備が出来ているか

確かに現場での臨機応変な判断は
大事ではありますがその判断の指針は
日頃からのきちんとした準備です

色々と私も見直さないといけないこと
たくさんありすぎるくらいあるなぁ

さあ、あなたは日頃の備えしてますか?