BCP:リスクアセスメントとは何か、の続き

おはようございます
3月の1週目も早くも終わろうとしていますね
昨日はまずは朝一で某官庁で打ち合わせ
続いてクライアント先に訪問3件
その他には終日事務所にて作業

そろそろやばかったトイレットペーパーも
近くのホームセンターで購入出来た模様
何とかくこの騒動も収まりそうかなぁ
しかしSNSの拡散力は怖いですね
たかがSNS何てとても言えないかも

ということでリスクアセスメントの後半
リスクアセスメントとは事業影響度調査によって
明らかにした重要業務とその業務遂行の過程での
必要な経営資源を脅かすリスクについて
特定、分析、評価をした上でそのリスクに対する
対応策を決定するまでの一連のプロセス

大規模感染症の発生や大規模自然災害といった
通常では想定しない事態が生じたときに
例えば必要な人が集まれない
材料の調達が出来ない、電気が来ない
といったリスクの発生をまず特定する

続いてそうしたリスクに対して
発生する可能性と影響の大きさから
そうしたリスクの内容を分析
そのリスクの特質を理解しながら
リスクレベルを決定するというプロセス

そしてリスクとその大きさが受容可能なのか
許容可能なのかを決定するために
リスク分析の結果をリスク基準と比較をし
リスクに対して対処するのか、しないのか
もしくは何らかの対応策をとるべきなのかを
選択するのがリスク評価の過程になります

こうしてリスクについての特定分析評価をし
次のリスク対応へと繋げていきます
リスク対応とは今のままでは何も変わらないで
非常事態の発生で起きてしまうことに
何らかの修正を加えていくプロセスになります
例えばリスク源の除去する
起こりやすい状況を変更をする
生じてしまう結果に変更を加える
他者とのリスクを共有する
あえてリスクの保有する等といった
対処が考えられます

例えば停電で作業が全て止まってしまうリスク
作業が泊まると生産活動が出来ずに
会社の収益に影響し商品を待っている
取引先や消費者の生活に影響を与えてしまう
だから停電には優先して対応する必要がある

対応方法として自家発電装置を要求して
電気が来ないという結果に変更を加える

簡単な事例を持ち出せばこんな感じでしょうか

こうした具体的な対応策について
ひとつひとつ文書にまとめて行き
演習を通じて実践していくということになります

事業影響度分析とリスクアセスメントを
行っていくことは単に事業継続活動だけでなく
通常の事業の改善にも応用出来るので
よかったら利用してみてくださいね

さあ、あなたはどんなリスク対応してますか?