幸福とは幸福を問題にしない時をいう

おはようございます
今週もあっという間の金曜日の朝です
で、今日から3月のはじまりです

昨日は早朝から東京品川へ向かい東京入管へ
所用を済ませてから官公庁を3件廻って
届出書類の提出と証明書類の取得など
それから事務所に戻って申請書類の作成など

さて今から132年前の1892年3月1日は
作家の芥川龍之介氏が誕生した日だそうです
日本を代表する小説家のひとりで
羅生門』、『』、『地獄変』、『歯車』など
多くの名作を世に残しました

1916年東京帝大在学中に発表した「」が
夏目漱石に評価されたことで文壇に登場
卒業後は海軍機関学校の嘱託教官として
英語を教える傍ら、「芋粥」「奉教人の死」などを発表

海軍機関学校を辞職後は大阪毎日新聞社社員
として文筆活動に専念しましたが
1927年36歳の若さでこの世を去りました

芥川作品はいくつか読んだ記憶があります

以下は芥川龍之介の言葉

——

打ちおろすハンマーのリズムを聞け
あのリズムが在する限り芸術は永遠に滅びないであろう

自由は山巓の空気に似ている
どちらも弱い者には堪えることは出来ない

どうせ生きているからには苦しいのはあたり前だと思え

阿呆はいつも彼以外のものを阿呆であると信じている

わたしは良心を持っていない
わたしの持っているのは神経ばかりである

幸福とは幸福を問題にしない時をいう

われわれを恋愛から救うものは
理性よりもむしろ多忙である

女は常に好人物を夫に持ちたがるものではない
しかし男は好人物を常に友だちに持ちたがるものである

道徳は常に古着である

忍従はロマンティックな卑屈である

人間的な
余りに人間的なものは大抵は確かに動物的である

成すことは必ずしも困難ではないが
欲することは常に困難である
少なくとも成すに足ることを欲するのは

人生は一箱のマッチに似ている
重大に扱うのはばかばかしい
重大に扱わねば危険である

自然を愛するのは、自然がわれわれを憎んだり
嫉妬しないためでもない事はない

正義は武器に似たものである
武器は金を出しさえすれば
敵にも味方にも買われるであろう
正義も理屈さえつけさえすれば
敵にも味方にも買われるものである

道徳の与えたる恩恵は時間と労力との節約である
道徳の与えたる損害は完全なる良心の麻痺である

我々はしたいことの出来るものではない
ただ、出来ることをするものである

創作は常に冒険である
所詮は人力を尽した後
天命にまかせるより仕方はない

さていよいよ今日から3月
早く暖かい毎日になりますように(^^)

という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!

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