今から587年前の話になりますが、、、、
1431年5月30日は世界史でも出てきた
フランスの女性兵士ジャンヌ・ダルクが
イギリスによって処刑された日です
イギリスとフランスの間で行われた
百年戦争は両国の王位継承権に関する解釈が
その原因の根底にあったと言われています
フランスの普通の農家の娘であった彼女は
10代という若さで女性軍人として活躍し
フランスの危機を救い英雄と讃えられましたが
その後イギリスに捉えられたのちに
火刑に処されてその人生を閉じました
「一度だけの人生、それが私たちの持つ全てだ」
彼女はそんな名言を遺しています
どんな金持ちであろうとも
どんな名家に生まれようとも
どんな偉人であったとしても
貧しい家に生まれたとしても
平凡な一生を過ごしたとしても
そう、人生はただ一度きりなんです
そんなことは当たり前なんですが
しかし頭では分かっていても
時々そのことを忘れてしまうものです
ジャンヌ・ダルクは国を救った英雄でありながら
最期は半ば祖国に見捨てられたような形で
敵国から捉えられて処刑されてしまいました
さすがに現代では同じような目に
遭遇することはないとは思いますが
しかし誰かのためとか組織のために
一生懸命に頑張っていたのに
いつのまにかハシゴを外されてしまう
そんなことって案外とあるかもしれません
今評価されていることも状況が
変われば一瞬にして非難の対象になる
なかなか立ち回りの難しい世の中ですが
結局はなにが正しいのか自分自身を
しっかりと持って生きるしかないのかなぁ
まさに一度きりの人生だから
さあ、あなたはどんな一度だけの人生ですか?