「地方自治の本旨」

長女から突然の質問
「地方自治の本旨」
ってどういうことなの?

一応、大学では
日本政治論のゼミで
普通の学生よりは
このあたりは勉強していた
過去はあるので(笑)
それなりに答えないと
恥かしいのですが。。。。

結構この質問に
うまく答えるのは難しい

イギリスの政治学者ブライスの言葉
『地方自治は民主主義の学校である』
「地方自治は民主主義の基盤であり、
 また、地方自治への参加を通じて
 住民が民主主義の在り方を学ぶ」
ということをその言葉は示しています

で、「地方自治の本旨」とは
「住民自治」と「団体自治」との
両方を含む意味のことで

「住民自治」とは、
その地域における統治は
中央政府機関によることなく、
その地域の住民自身によって
行われること

「団体自治」とは、
国という1つのまとまり
でのある領土内において、
一定の地域を基礎とする団体が、
その地域内の公共事務を
みずからの意思にもとづいて
処理すること

この場合、国から多少とも
独立した人格を有することが必要

というのが教科書に
書かれている回答

でも、こういわれても
なかなかピンと来ない

なぜならおそらく目の前の実態は
そのように映らないからでしょうね
そう思っていたら

参議院憲法審査会のサイトに
「地方自治の現状について」
という解説文が出ていました

引用すると長くなるので
興味ある方はこちらをご覧ください
http://www.kenpoushinsa.sangiin.go.jp/…/houko…/03_45_01.html

実態政治とは別の次元で
ロジカルにこういうことを考える視点
実は大事なのことかもしれませんね