イソップ寓話「3人のレンガ職人」から何を学ぶか?

イソップ寓話のこのお話を
ご存知でしょうか?
ちょっと長くなりますが
ご紹介しますね

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世界中をまわっている旅人が、
ある町外れの一本道で
一人の男が道の脇で
難しい顔をしてレンガを
積んでいたので

「ここでいったい何をしているのですか?」

と尋ねると男は答えた

「何って、見ればわかるだろう
レンガ積みに決まっているだろ
朝から晩まで、俺はここで
レンガを積まなきゃいけないのさ」

旅人は、その男に慰めの
言葉を残して、歩き続けた

もう少し歩くと、一生懸命レンガを
積んでいる別の男がいたので尋ねた

「ここでいったい何をしているのですか?」

「俺はね、ここで大きな壁を
作っているんだよ
なんてことはないよ。
この仕事のおかげで俺は
家族を養っていけるんだ」

旅人はいたわりの言葉をかけた

また、もう少し歩くと、別の男が
活き活きと楽しそうにレンガを
積んでいるのに出くわした

「ここでいったい何をしているのですか?」

旅人は興味深く尋ねると

「歴史に残る偉大な
大聖堂を造っているんだ!
ここで多くの人が祝福を受け、
悲しみを払うんだぜ!
素晴らしいだろう!」

旅人はまた元気いっぱいに歩き続けた

(イソップ寓話「3人のレンガ職人」より要約引用)

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「嫌々レンガ積みをしている人」

「仕事に感謝を感じて働いている人」

「仕事に大きな意義を持って働いている人」

の3人が登場しましたが
私はどれが正しいから
どのようにしましょうとか
言うつもりはありません

現状への不満や疑問は
改善や進歩へのエネルギーに
なることもあるし

仕事には目指すゴールを
はっきりとしめすことも
大事なことでもあります

大切なことは
だから自分はどうしたいのか
どうありたいのかを
きちんと自分自身でもつこと

自分の置かれている環境と
自分のなりたい姿を
明確にしたうえで
やるべきことをやる

ということなのです

もし、あなたが三人のそれぞれの立場なら
それぞれにどのように考えて
どのような、次の行動を取っていきますか?

そのまま同じ作業を続けますか?

変化を起こす次の行動をしますか?