数次相続の場合の分割協議書の記載とは?

おはようございます
今週も早くもラストの金曜日です
やっぱ平日が週4だと一週間早すぎ(笑)

昨日は終日ISOの新規審査の隣席
脳をフル回転して過ごした一日なので
終わってからは一気に脳停止(笑)
ただこの心地よい脳の疲労感は
充実感とも言えるのかもしれません
夜に事務所スタッフと本日登録予定の
自動車登録書類の引き継ぎなど

昨日はいつ寝たのか覚えてない(笑)
今日も引き続きISO新規審査の2日目
どんな学びや発見があるか楽しみです

さて遺産分割協議書の記載方法について
一般的な単純なパターンからは
ちょっと違った場合の記載方法ですが

前回の代襲相続に続いて今回は
数次相続があった場合の記載方法です

数次相続は遺産分割協議の途中でその中の
相続人が亡くなられた場合のこと
例えばおじいさまが被相続人として
その分割協議をしているときに
その相続人であるお父さまについて
相続が発生さてしまったというケース

その場合はお父さまの相続人が
おじいさまに関しても相続人の相続人として
遺産分割に参加することになります

代襲相続との違いはおじいさまの相続開始と
お父さまの相続開始がどちらが先かということ

代襲相続か数次相続かで分割協議に参加する
相続人にも違いが出て来るので
実務に関与する場合は相続開始の
日付を把握することはとても重要になります

先先代から相続手続をやってなかったとか
実はそういうケースの相談も割とあって
その場合は代襲相続と数次相続が
同時にあったりということも
案外とあるので注意が必要ですね

数次相続があった場合の分割協議書の
記載方法ですが私が実務的に使っている
書き方以下のような記載方法です

——

遺産分割協議書(例)

本   籍 ****
最後の住所 ****
被 相 続 人 ****(平成何年何月何日死亡)

上記の者の相続人***、○○○、相続人×××の相続人・・・は、被相続人の遺産について協議を行った結果、次の通り分割することに同意した。

1.相続人***は次の遺産を取得する。

【土地】
不動産番号 **
所  在 **
地  番 **
地   目 **
地   積 **

【建物】
不動産番号 **
所   在 **
家屋 番号 **
種   類 **
構   造 **
床 面 積 1階 **
2階 **

2.相続人○○○は次の遺産を取得する。

【現金】金**円

【預貯金】下記の銀行預金及び経過利息
*銀行*支店普通預金口座番号*
*銀行*支店定期預金口座番号*
【株式】 **株式会社 普通株式 **株

3.***は、上記1記載の遺産を取得する代償として、・・・・に平成*年*月*日 までに、金**円を支払う。

4.本協議書に記載のない遺産及び後日判明した遺産については、相続人***がこれを取得する。

以上のとおり、相続人全員による遺産分割協議が成立したので、本協議書を何通作成し、署名押印のうえ、各自1通ずつ所持する。

平成*年*月*日

【相続人***の署名押印】
住所
氏名           実印

【相続人○○○の署名押印】
住所
氏名           実印

【相続人×××の相続人・・・の署名押印】
住所
氏名           実印

——

ただし、相続人の地位と
相続人の相続人の地位が混在するケースでは

相続人兼相続人×××の相続人・・・

と言った表記になるので補足しときます
まぁ何かのご参考にしていただければ
幸いだとおもいます

今日もどんな一日になるのでしょか
みなさんもワクワクでいきましょう

さあ、あなたはどんな一日にしますか?