BCPを発動したときの実践体制をつくる

おはようございます
あっという間の木曜日です

今週は早朝に出発をして一日中研修受講
夕方に移動して夜に事務所で業務
というかなり変則的な時間配分での活動

年齢も年齢ということもあって
流石に体力的にきつくなってきましたが
あとちょっとで終わるので最後まで頑張ります

もしかすると今日あたりランナーズハイ
みたいになっているかもしれません

 

さて、BCP策定についての実務
これまで重要業務の選定
目標復旧時間の設定まで出来て
とりあえずの目標が定まったところで
実際の運営組織を構築する作業

それは基本方針と組織の運営体制構築
前回、前々回と
基本方針について触れてきました

組織で動くために必要なことは
役割分担と行動のルールづくりです

といっても今現在組織で行動しているのだから
すでにあなたの組織でも一定の役割分担と
組織として動くためのルールはあるはずです

ですのでまずは今現在のあなたの組織が
どのような役割分担とルールで動いているか
客観的に見てみましょう

よく中小零細の組織であるのは
うちは上下関係なんかない
みんなが主役なんだのような組織

または独裁的なリーダーのもとで
スタッフみんなが従属している関係

そんな風にまずは自分の組織について
まずは冷静に分析してみましょう

と同時にやるべきことは、緊急事態のときには
どのような役割が分担が必要であるかということ

そうした視点で簡単に異常事態のときの
役割分担つまり災害対策本部としての
必要な役割分担、組織図を描いてみましょう

ここで大事なことは、はじめから
完璧なものを作ろうとしないことです

何度も言っていますがBCPとは
計画を作ってそれで完了なのではなく
作った計画について、定期的な訓練や
検証を行い常に改善を行いながら進めるもの

であるので極端なことを言えば
一番最初に構築する組織は
災害対策本部長ー災害対策副本部長ー事務局
次に必要に応じて〇〇班、〇〇班、〇〇班
といった班を編成する、みたいな感じでOKです

ただし、災害対策本部の役職には
具体的に誰が付くのかについて
きちんと人選、役割分担まで決めておきましょう

また、もし災害対策本部長が災害で
連絡が取れないときは誰が代わりを担うか
可能な限り順番ははっきりさせるべきです

ということでちょっと長くなったので

つづきはまた次回です

さあ、あなたはどんな組織をつくりますか?