BCPの発動基準はどのように設定するのか?

おはようございます
なんとまぁ土曜日の朝になりました
と同時に11月最後の日でもあります

なんかやばいですよね
今年もあと1ヶ月で終わってしまいます
色々とやったようなやれてないような

昨日は午前中は水戸市内での業務
水戸地方法務局で証明書の取得をしてから
水戸の入管出張所で在留カードの受領と
在留期間の更新申請を1件

それから鹿嶋市へ戻る途中で
打合せのためクライアント先に訪問
さらに鹿嶋市内で打合せ先に訪問して
事務所へ戻り書類作成など
夕方から2件資料の届けと打合せ

何気にやった感満載の一日ですが
そろそろこういうノリも年齢的に
限界を感じ始めてます(笑)

昨日は一時代を築いた首相経験者の政治家が
お亡くなりになられたニュースがありました
思えば私が政治ネタに興味をもったのが
その方が首相になった自民党総裁予備選から

4人の候補者が自民党総裁の座を争ったもの
最大派閥の支援をバックにしてその方は
圧倒勝利で自民党総裁になり総理大臣に就任

戦後政治の総決算を掲げて
国鉄分割民営化やで電電公社の民営化を実現
またアメリカ大統領との親密な関係を演出するなど
5年にわたる長期政権の後に後継の首相を指名し
ひとつの時代を築きました

その時の4人の候補者の一人が現総理の先代で
新内閣では外務大臣に就任しました

また別の一人は後に不慮の死を遂げて
その後継として子息と元秘書が激しい戦い
その元秘書は参議院議員に復活して
今でも政界で活躍しているのは有名なはなし

この一連の話題はそのうち触れてみようかなぁ

——

さて前回はBCP策定にあたって
発動基準と対応手順の設定の意味について
簡単に触れましたが今回は各論に入ります

BCPの発動が必要となる状況とは
通常ではない状況によって重要業務が
特段の対応をしなければ継続が出来ず
目標復旧時間以内で再開することが
困難である場合ということですよね

重要業務を実施するのに必要な資源
例えば、ヒト、モノ、カネ、情報などに
通常ではない被害が出ている場合ですが

その被害の原因が大規模な地震
豪雨による水害などの被害とか
大規模感染症によってスタッフが多数
業務遂行が困難な場合も同様です

あなたの組織がなにかがきっかけで
通常の業務が遂行出来ない、特に
いつも通りであると重要業務が
目標復旧時間内に再開ができない
あるいは再開できないおそれがある場合
それがBCPの発動基準になります

例えば
震度5強以上の地震の発生
豪雨により避難指示が発令
大規模感染症により人員の4割が欠勤
など組織の実情に応じた発動基準を設定

そこで大事なことは基準を明確にすること
発動する権限者をきちんと決めること
さらに権限者がいない場合の代理者も決める

発動基準の事態が発生したときに
発動までの手順と発動後の対応手順を
明確に定めておくことが必要です

そしてその内容については常に組織内で
手順を共有しておかなければなりません
そうすることがBCPを単なる作文
絵に描いた餅にならないための
最低限の準備であると言えます

ということで長くなってしまったので
続きは次回へ

さあ、あなたはどんな発動基準を設けますか?