法的保護講習で在留資格について語っている件

おはようございます
やべ、金曜日です
昨日は一日中都内某所でBCPの研修
おそらくここはBCPに関して日本一の組織で
この集まりに来ているのもそれなりの企業の
BCPの担当者やBCPコンサルタント等
やはりレベルの高い話はワクワクしますね

内容としてはBCPといわれるものが
本当に企業の成長に繋げるためには
我々専門家は何を提供すべきかという論点

移動の電車の中では色々と資料整理や
調べもの等の作業をスマホで仕事

一日があっという間でした

ということで法的保護講習について
前回の続きで在留審査のくだりですが

ここではまずは受講生全員に手元に
在留カードを出してもらいちょっとした
やりとりしながら先に進めます

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在留カードには何が書いてありますか?
ー在留カードって書いてある笑
そうだね(笑)その下からは?
ー名前、生年月日、国、、、、
その下には住所なんだけどみんなのは裏側
その下に書いてあるのが在留資格といいます

「技能実習(ぎのうじっしゅう)」
*ここでノートにこの言葉を何回も書かせる

みなさんの在留資格は技能実習です
繰り返してください、ぎのうじっしゅう
ーぎのうじっしゅう、ぎのうじっしゅう

実は日本にいる外国人の人には
やっていい仕事の範囲が決まっていて
なにをやっていいかは在留資格という
許可された内容で決まっているんです
これが決められたルールなんです

*ここで在留資格一覧表を見せる

もしみなさんが日本で料理の仕事したいなら
「技能」という在留資格がないといけません
みなさんが日本で会社の経営をしたいなら
「経営管理」という在留資格が必要です

みなさんの在留資格はなんですか?
ーぎのうじっしゅう
そうですね、では「技能実習」はどんなことを
やっていい資格だと思いますか?
みなさんは何をやるって聞いてますか?
ー〇〇の仕事をやりにきました、、
それも間違いではありませんが実はみなさんの
在留資格には大切な役割があるんです
それは次の4つなのでしっかり覚えてください

・きめられたかいしゃ、で
・きめられたしごと、をして
・しごとのべんきょう、をして
・くににかえってからやくにたつ

といのが技能実習という在留資格の役割です

この4つはとっても大事なので
きちんと日本語で言えるようになりましょう
*何回も復唱してもらいます

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この説明のくだりの要旨はこうですが
言い回しや言い方は雰囲気をみてアレンジ
あとは通訳の方の理解度もかなり重要で
場合によっては何回か繰り返す場合もあります

ここでの理解の具合がこの後に
かなり影響してくるので
ここのくだりは一番力を入れています

ここでの4つの項目に関しては
確実に覚えてもらうことのひとつ
講義内で何回も復唱してもらって
いつでも言えるようになってもらいます

特に4つ目の、国で役に立つについては
みなさんは日本できちんと勉強して
そこで得たものを国に帰ってから
みんなのために役に立てる人として
選ばれた人等なんだということを
理解してもらうことを意識してやってます

このくだりだけで30分くらいは
かけているかなぁって感じ

ということで次は在留期間へと続きます

今年の漢字も発表になりましたね
まぁ今年はこれしかないかなぁ

さあ、あなた自身の今年の漢字はなんですか?