BCP:建設会社における災害時の基礎的事業継続力認定とは

 

おはようございます
日曜日の朝、3連休の最終日です
昨日のニュースを見ると
大分県ではクラスター発生
大阪兵庫間の移動制限要請も
カリフォルニアでは外出禁止令
イギリス政府は飲食店の営業禁止に対して
所得の8割補償するとの発表とのニュース

昨日は一日中事務所内で作業
今日も同様ですが来客数件の予定

これまで事業継続マネジメントについて
特に今回はISO22301規格に触れてきました
ただし事業継続マネジメントに関しては
取り組んでいる会社は多いですが
ISO22301認証をしている会社は
それほど多くは見ないという印象がします

おそらくそれは品質マネジメント等よりも
その他の形で第三認証に近いものがあるからかも
実際に国の期間や各自治体等には
企業の実際のBCP策定や事業継続への
取り組みに対して評価をしたり認定制度を
設けるなどといった試みもいくつか見られます

私はぱっと思いつくだけでも
内閣府が行うレジリエンス認証
中小企業庁の事業継続力強化計画認定制度
香川県や高知県のように県による
建設業BCP認定制度もあるようです
また各地方整備局でも建設業の方に対して
災害時の基礎的事業継続力認定」があり
私の方でも何件も関与させて頂いています

私は関東地方整備局による認定への対応を
実際に行っていますが年々内容が
細かくなっているなぁという印象がありますね
とくにこの認定を受けていることが
関東地方整備局や茨城県などでは
公共工事受注の評価項目になっていることが
認定を希望する業者数の増加に繋がっています

この認定制度の目的は整備局のHPにあるように

建設会社が備えている基礎的事業継続力を
関東地方整備局が評価し、
適合した建設会社に対する認定証の発行および、
その建設会社を公表することにより、
建設会社における事業継続計画の策定を促進し、
もって関東地方整備局の災害対応業務の
円滑な実施と地域防災力の向上を
目的として行うものです。

認定にあたっての評価は、BCP策定有無ではなく、
『基礎的な事業継続力(=BCP策定の取組姿勢)』
を評価するものです。

とされています
特に策定された計画の実効性に
かなり審査の重点が置かれていて
申請は書類審査に加えて面接もあり
面接もかなり中身について
突っ込んだやり取りがなされるようです

次回はもう少しこれらの制度について
触れていければと思います
自粛ムードは続きますが今日は日曜日

さあ、あなたはどんな日曜日を過ごしますか?