雇用調整助成金の上限8330円は本当に引きあがるのか?

おはようございます
新型コロナに負けるな!の祝日月曜日の朝です

とりあえず昨日も一日中引きこもってました
あれ、5月3日は何の日だったっけ?
そうです、昨日は憲法記念日でした
1947年5月3日に日本国憲法が
施行されたことを記念して1948年に
公布・施行された祝日法によって制定された祝日

例年であれば右側から左側まで色々な立場の方が
憲法について様々な思いを表現する日
しかし今年は事情が事情であることから
憲法の「け」の字もない一日でした
願わくば来年の憲法記念日は憲法論議満載の
5月3日になるように願うばかりですね

昨日の午前中のテレビ番組でコロナ担当大臣から
持続化給付金の昨日時点での申請件数が
既に27万件であるという発言がありました
たった2日間で27万件ってかなり驚異的な件数
申請受付は来年の1月15日まであるんですけども
実際にトータルの申請件数がどのくらいになるのか
ここで懸念されるのはどこかで予算を消化して
どこかの時点で打ち切りになるのではという不安

Q&Aでは十分に予算はあるから焦らずに
とは言っていますが果たして、、、、

持続化給付金は売上激減の事業者向けですが
雇用する従業員に対する休業補償として
用意されている制度と言われているのが

雇用調整助成金

先日助成率を100%にしたと発表がありましたが
しかし支払賃金が全額補償されるのではなくて
実は上限が1日あたり8,330円ということで
月20日勤務でも月額約17万円程度までの補償

更に助成金率100%になるには色々条件があって
とてもきちんと補償されているとは言えない現実

そればかりか更に驚くべきことは2月14日から
先月までの統計では相談件数約20万件に対して
実際の支給決定件数は329件と割合にして
なんと支給率はたったの0.16%なんだそうな

これって始めっから助成金なんて出す気はないよ
って言ってるのと同じなんじゃないの?
この緊急事態の中でそもそもこの制度の仕組みは
無理があるって政府も政治家も誰も思わないのかなぁ

テレビから流れる映像はコロナの影響で
痛手を受けてワラをも掴む事業主に対して
収入に全く影響を受けないハローワークの人が
書類の書き方にダメ出しをする映像

まぁ、相談が激増して大変なのも分かるし
テレビカメラを通してなので
多少の演出もあるのかもしれません

確かに不正防止も必要だろうけれども
支給率が1%以下って制度として破綻してんじゃん

といった疑問を抱いていたところ
この報道番組に出演していた担当大臣から
雇用調整助成金については

「助成の上限の引き上げを行う」
「もっと手続きを簡素化する」
「オンライン申請が出来るようにする」

ということで2次補正予算の検討も視野に入れて
コロナの影響を受けている事業者に対して
きちんと救済出来るよう制度を見直すとのこと

一体いつどんな風に改善されるのか?と言った
具体的なところの言及はありませんでしたが
とにかくどういった措置が取られるか
ただただ待つしかありません

政府の緊急事態宣言はどうやら5月末まで延長
という発表が本日なされるらしいですが
正直言って1ヶ月先がどうなっているのか
全く予測も出来ない毎日ですけども
とにかくやれることをやって頑張り抜くしかない

自粛による経済活動の停滞は
まだ続くようですけども知恵を出して
出来る限りの工夫をしていくのと
あとは可能な限りの経済対策を活用しましょう

もし持続化給付金について
対応に困っている方がいれば
メッセージいただければ可能な対応致します

*ただし、不正申請には対応いたしませんので
その辺はご了解ください

「持続化給付金」事務局ホームページ
https://www.jizokuka-kyufu.jp/

中小法人等申請ガイダンス
https://www.jizokuka-kyufu.jp/doc/pdf/r2_application_guidance_company.pdf

個人事業者申請ガイダンス
https://www.jizokuka-kyufu.jp/doc/pdf/r2_application_guidance_proprietor.pdf

持続化給付金に関するよくあるお問合せ
https://www.meti.go.jp/covid-19/jizokuka-qa.html