和敬清寂とは何か?

おはようございます
11月も最後の日曜日の朝です
今朝はちょっと寒い朝になりました

昨日は午前中は事務所で申請書作成作業
午後からは地元行政書士会の研修会
夕方になって事務所に戻りまだ諸々の作業
夜は毎週土曜日恒例のFacebookライブの配信

昨日の地元行政書士会の研修会で聞いた言葉
和敬清寂(わけいせいじゃく

和敬清寂とは茶道の心得を示す標語
主人と賓客がお互いの心を和らげて
謹み敬い茶室の備品や茶会の雰囲気を
清浄にすることという意味だそうです

千利休はこの「」「」「」「」を
茶道の軸となる四規としました
この言葉にはそれぞれ意味があって

和(わ)」とはお互いに心を開いて仲良くする意
しかしそれは主客に関わらず茶道においては
そのメンバ一人一人が心を合わせて
「お茶会を良いものにしよう」と心がけることが
根底にあり大切であるということ

敬(けい)」とはお互いに敬い合うという意
一同で心を合わせて一つのお茶会を作るために
お互いに敬意を持つ適度な距離感を保つことが
大切とされてきました

清(せい)」とは、清らかという意
ただそれは目に見えるだけの清らかさではなく
心の中も清らかであるということ
形に現れたものであれば汚れはわかりますが
心の汚れは簡単に落とすことが出来ないからこそ
より意識しておかなければならない

寂(じゃく)」とはどんなときにも動じない心の意
茶道の美意識はよく侘び寂びと表現されます
「寂」とは侘びた枯れたような美や何もないようで
満たされているような心の状態を表しています

お茶を飲むときだけでなく
お点前(てまえ)をするとき
またお客様になったとき
お招(まね)きしたとき

和敬清寂(わけいせいじゃく)」が大事
ということですがこれは茶道のみならず
日常にあらゆる作業を行う中でも
意識しておくべき心のあり様なのかと思います

ただただ日常の慌しさのなかで
漫然と一日一日をやり過ごすのではなく

ひとつひとつの仕事に対して関わる人と
心を合わせてかつお互いを敬い合い
邪心のない清らかな気持ちで対応し
寂びた美満たされた心を保てるようにする

中々ハードルが高いありようですが
考えて見れば全て自分自身の心の有りよう次第
まずは朝一のコーヒーを飲みながら(笑)

という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!

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