食糧管理法公布記念日

おはようございます
週の2日目の火曜日の朝です

昨日は早出の朝でちょっと早めに東京品川へ
申請書類の提出とクライアントを2件案件の打合せ
お昼過ぎになり品川を後にして事務所へ
日本人の配偶者等関係の申請
それから書類作成やら諸々の作業
夕方過ぎに来客2件対応して申請書類作成
特に昨日は所定の様式のない
任意の説明文書の作成に没頭したような

さて今から81年前の1942年2月21日は
国民の食糧確保と経済安定を目的として

食糧管理法

という法律が公布されたました
そのことに因んで今日は
食糧管理法公布記念日とされているそうです

1936年頃より続いていた食糧不足に対する
諸問題解決のために食糧の生産・流通・消費
にわたって政府が介入して管理することで

食料の需要と高騰しがちだった価格を安定させる
ということが目的とされておりました

特に国民の主食であるお米については
その全ての量は政府管理とされていて
地主や農家による小作米の販売禁止とする
などかなり厳しい内容でした

国民の主食であるお米は政府が責任を持って
管理する制度のことで生産者に対しては
米作りを安定して続けていけるようにすること
また消費者に対しては1年間を通して
買う米がなくなったりしないようにすることが
基本的な役割としなっていました

戦時中の食糧不足であった頃には意味のある
制度ではありましたが戦後時代も変わり
お米の消費量が伸びなくなり在庫米を多く抱え
国の赤字が大きくなったことやお米に対して
量よりも味やブランドなど質を求めるようになり
また食生活の変化もあり消費が変化するなど
政府によるコメ管理は限界であるとされて
実状に合わなくなったために
1995年に廃止されることとなりました

実は私が開業した頃に
一番最初に依頼されて行った業務は

米穀販売事業者の登録申請

でしたが現在ではこのような申請はなくなり

主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律

に伴う米穀の出荷又は販売の事業の届出と改正され
年間事業規模が20精米トン以上の者の届出制度
が残されているのみとなっているようです

思えばまだ私が学生時代はまだ食糧管理制度を
どうするかについて議論されていた時期で
よくディベート大会のテーマにこの
食糧管理制度についての賛否
が題材にされていたような気がします

今では私ですらもう忘れています(笑)

時代が変われば必要とされる制度や仕組みも
その流れに応じて変化していきます
その変化のスピードもどんどん早くなっています
どんな組織でもリーダーとなる方には
そうした視点で先を見た行動をしてほしいですね

という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!

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