初めて駅弁が発売されたのは何駅だったのか?

 

おはようございます
7月も真ん中の日曜日の朝です

昨日は一日中事務所で作業
調べモノとか資料整理をしていたら
あっという間に一日が終わった

さて今から138年前の1885年7月16日は
この日に開業した日本鉄道東北線の宇都宮駅で
日本初の駅弁が発売された日なんだそうです

日本鉄道東北線は大宮駅から宇都宮駅の区間が
この日にまず開通することになったのですが
その当時、宇都宮市で旅館業を営んでいた
白木屋嘉平という人物はたまたまその旅館に
宿泊していた日本鉄道の重役の薦めで駅弁を販売

その弁当の中身はというと
黒ゴマをまぶした梅干入りの握り飯2個
たくあん2切れを竹の皮に包んだもので
値段は5銭としたそうですが、その当時は
天丼が一杯4銭で食べられた時代だったので
内容を考えると非常に割高感があったようです

ただ、この時代はまだ鉄道の運行本数自体が少なく
この値段でも赤字覚悟だったといわれています

と実は、この駅弁の宇都宮発祥説に対して
駅弁発祥の地についていうと

1877年の梅田駅説
1877年の神戸駅説
1880年の銭函駅説
1883年の熊谷駅で寿司とパンを売り出した説
1883年の上野駅説
1884年の敦賀駅説
1884年の高崎駅説

など実は諸説あると言われているようです
ただ、いずれも明治10年代の出来事

また、今では一般的になっている幕の内弁当
1889年に姫路駅で発売されたのが最初のようで
当時のメニューは

・たいの塩焼き
・伊達巻き
・焼きかまぼこ
・だし巻き卵
・大豆こんぶ煮付け
・栗きんとん
・ごぼう煮つけ
・少し甘みをつけて炊いたゆり根
・薄味で煮つけたふき
・奈良漬と梅干し(香の物)
・黒ごまをふった白飯

だったそうでかなりのボリューム感(笑)

私自身に限ると最近は鉄道で遠方に行く機会は
めっきり少なくなってしまったことや
また駅にコンビニもあったりするので
個人的には割合としては駅弁を食べる比率は
減っているような気もしますが
でも駅弁って雰囲気があっていいですよね

さては駅弁の発祥は実際はどこなんだろうか?

という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!

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