【考察】大河ドラマ「光る君へ」第34回!

おはようございます
週の始まりの月曜日の朝です

昨日は一日中事務所で作業
申請書類作成と午後に来客2件対応
オンライン申請3件申請

で、月曜日ということで
大河ドラマ「光る君へ」第34回

興福寺の僧らが都に押し寄せ
朝廷に要求を突きつける
道長は事の収拾に奔走しする
まひろは物語を書き進め中
そのまひろの物語は話題を集める
そんなまひろに中宮と一条天皇が訪ねる
一方道長は世が納まらない中
ある決断をする

ドラマのあらすじに関してはこちらへ
光る君へ公式サイト

興福寺は奈良県奈良市にある法相宗の
大本山の寺院で本尊は中金堂の釈迦如来

南都七大寺とよばれる寺院の一つで
藤原氏の祖である藤原鎌足
その子息藤原不比等ゆかりの寺院で
藤原氏の氏寺として古代から中世にかけて
強大な勢力を誇ったとされています

現在は「古都奈良の文化財」の一部として
世界遺産にも登録されています

1006年の春の除目で大和守となったのが
源頼親でしたが実はこの着任する以前から
両者の間では頼親に仕えていた当麻為頼と
興福寺の蓮聖との間で土地をめぐって
争いが続いていたという事情があったようです

道長が記した日記『御堂関白記』によると
為頼が興福寺領池辺園預(荘官)を殴打し
これに対して興福寺の蓮聖が三千人の僧を率いて
為頼邸を襲撃するという事件がおこりました

この事件に対し道長は蓮聖に対して
下手人を差し出すよう命じてた上で
蓮聖を朝廷からの法会や講義に
召されることを停止したとされています

一方、藤原実資の『小右記』によれば為頼が
何らかの事件を起こしたことに対して
興福寺が事情を問いただそうとすると
為頼は自邸の財物を搬出した上で自身で焼払い
興福寺による乱行だと訴えたとしています

今回の劇中の強訴はこうした道長の措置に対し
興福寺別当の定澄が道長のもとを訪れ

「正しい裁定がなされなければ
興福寺の者が大挙して都に押し寄せ
土御門殿や源頼親邸を襲う」

と武力を持って興福寺側の要求をしたもの
こうした興福寺大衆数千人の入京に対し

道長は朝廷の武力を持って退去させたうえ
興福寺側の要求に対しては
事件の実情の調査のみに応じ
その他の要求は一切応じることなく

結果この事件は道長の全面的勝利に終わり
結果この一連の事件により道長の宮中での
権力の強化につながったと言われているようです

次回は道長の御獄詣で伊周の不穏な動き
第35回「中宮の涙」

という訳で
今日も一日頑張って行きましょう!

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