おはようございます
1月3回目の土曜日の朝です
昨日はほぼ一日中事務所で作業
申請書類の作成と調べものなど
午前中と夕方にそれぞれ来客1件対応
さて今から336年前の1689年1月18日は
国家権力の三権分立を提唱した思想家の
シャルル・ド・モンテスキューが生まれた日
その著書である「法の精神」と併せて
ロック、ルソー、エンゲルス、マルクス等
とともによく世界史や現代社会、政治経済の
テストにも出題されてきました
モンテスキューはフランス南西部にある
ボルドー近郊で1689年に生まれました
7歳の時に母が逝去しその遺産を継承
その後ボルドー大学法学部卒業後に1パリに遊学
1713年末に父の訃報により帰郷すると
25歳でボルドー高等法院の参事官となります
1716年モンテスキュー男爵の爵位と
ボルドー高等法院副院長の官職を継承
しかし実務には全く無関心で匿名で小説を
出版するなどして反響を呼ぶと官職を辞めて
その後は学究生活に入り諸国遍歴の旅に出る
1748年匿名で『法の精神』を出版
モンテスキューはイギリスの政治に影響を受け
フランス絶対王政を批判して均衡と抑制による
権力分立制の考え方の基礎を築きました
法とは
「事物の本性に由来する必然的な関係」と定義し
政治権力を分割しない統治形態による法からは
政治的自由が保障されないと考えて
その著作『法の精神』の中で
政治権力を立法・行政・司法に三分割する
「分立論」(「分立論」)を提唱しました
以下はモンテスキューの言葉
——
偉大なことを成し遂げる人は
つねに大胆な冒険者である
—
一時間の読書をもってしても
和らげることのできない悩みの種に
私はお目にかかったことがない
—
多くの場合
成功は成功するまでの所要時間を
知っているか否かにかかっている
—
法とは、最も広い意味にとれば
事物の本性に由来する必然的な関係である
—
真に偉大な人間になるためには
人々の上に立つのではなく
彼らと共に立たなければならない
—
自由とは
法の許す限りにおいて行動する権利である
———
さてこれから入試シーズンとなりますが
ロック、ルソー、モンテスキューなど
どれくらい出題されてるのかなぁ
という訳で
今日も一日頑張って行きましょう!
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