
おはようございます
今週もあっという間の金曜日の朝です
昨日は午前中は事務所で申請書類作成
午後からは官公庁3件廻って
調べモノなどを行ってから
夕方に事務所に戻り来客2件対応打合せ
あとは申請書類の作成など
さて
今から89年前の1937年6月12日は
作家・川端康成 の代表作である
「雪国」
が刊行された日だそうです
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」
日本文学史上もっとも有名な書き出しの
一つとして知られています
私も作品の内容より先に
この一文だけは昔から知っていました(笑)
実はこの「国境」の読み方については今でも
「くにざかい」なのか
「こっきょう」なのか
という議論があるそうです
「くにざかい」と読む説ではここでいう国境とは
昔の令制国の境界つまり上野国(現在の群馬県)
と越後国(現在の新潟県)の境を指しているため
当時の呼び方に従えば「くにざかい」と
読むのが自然だとされています
一方で「こっきょう」と読む説もあります
上越国境は一般的に「じょうえつこっきょう」
と読まれており川端康成自身も「こっきょう」と
読むことを認める発言をしていた
とも言われています
そんな興味深い論争もある『雪国』ですが
物語そのものは雪深い温泉町を舞台に
そこに生きる人々の儚さや美しさ
そして人生の一瞬一瞬の輝きを描いた
日本文学の名作です
そして私はこの冒頭の一文に
単なる風景描写以上の意味があるように感じます
「国境」や「トンネル」を境目として
こちら側と向こう側では
全く違う世界が広がっている
そんな人生そのものを象徴する
表現にも思えるのです
考えてみれば境界線そのものは
実際にはどこにもありません
私たちが意味を持たせ自分の中で勝手に
線を引いているだけなのかもしれません
「もう少し頑張っていたら違う結果になったかもしれない」
「どうせ自分とあの人は違う」
そんな境界線を私たちは日常の中で
たくさん引いています
けれど境界線というものは使い方によって
前向きにも後ろ向きにもなります
過去の失敗と今の自分の間に線を引く
嫌だった出来事とこれからの未来の間に線を引く
そして
「ここから先は新しい自分だ」
そう決めてしまうことだってできるはずです
もし今、何か嫌なことや変えたいことがあるのなら
自分に都合よく境界線を引いてしまうのも
悪くありません
マイナスな出来事があったとしても
そこを区切りにして新しい世界へ進んでいく
『雪国』の冒頭のようにトンネルを抜けた先には
思いもよらない景色が待っているかもしれません
そんな気持ちの切り替え方も
人生には時々必要なのかもしれませんね
ということで、
今日も一日頑張っていきましょう!
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