これはある政治家の言葉
「権力を取らずに政策を考えても意味はない」

どんなに立派なことを言っても、下から何を言ったとしても
役割を担える立場にならなければ、現実の改革を行うことは出来ない

組織の中で自らの理想を実現させるには
組織を動かすことが出来る立場にならないと
その思いを実現することは出来ない

そうした立場につこうとするならば
周囲の人たちから支持されること
それなしに何をやってもうまく行かない

貴乃花親方が２階級降格となり
一連の騒動は一定の結論に落ち着きました
発端は自分の部屋の弟子が暴行されたこと
貴乃花親方は暴行被害に対して、徹底的に筋を通そうとした

八角理事長を筆頭とする相撲協会からは
非協力的とか反抗的と言われながらも
自分なりの筋を通し続けた結果
理事解任、降格、処分、理事落選、 一門分裂、弟子による暴行事件と
全てが裏目に出て最後は会議で、吊るし上げにされてた挙句、序列は
３位から８３位に降格となる

一方では同じように別の暴行事件で
当事者になりながら損害賠償裁判を
おこされている別の親方は、協会の理事に留任した上で
事件そのものがうやむやにされた

被害者である貴乃花親方は処分され
一方で別の暴力事件の加害者側である
別の親方は結局何の処分もなく
協会の役員として処分する側にいる

この構図を見ていると虚しいけれども
「権力を取らずに政策を考えても意味はない」
という言葉は本当の意味で世の中の事実を
物語っている言葉なんだと実感しますね

こうあるべきとの理想をもっているところ
自分のこだわりをウヤムヤに出来ないところ
かなり不器用で上手に振舞えないところ

そういうところがとても自分と
重なってしまうんですけれども（笑）
貴乃花親方には生まれ変わって
いずれは相撲協会の先頭に
立ってしてほしいと思います

やり方はちょっとずれてたところはあった
弟子の事件では指導不足もあった
そういった部分は十分改善していくべき

一兵卒として出直すということですので
兎に角しっかりと弟子の指導をして
強い力士を育てていってほしいですね

いろいろと批判する人もいますけど
私のように支持している人も
多くいるはずなので、そういう人の
期待に添えるように再起を願っています

権力とは理想を実現するために手段
ただし権力をとるためには多くの人から
支持をされ認められなければなりません

結構ハードル高いかもしれないけど
乗り越えてもらえることを期待しています