策定した対応手順の具体的なつくり方とは

おはようございます
週の始まり月曜日
そして12月最初の平日月曜日です
いよいよ今年もカウントダウン気分
気分もだんだん慌ただしくなってきます

昨日は一日中事務所で作業
表現は悪いかもしれませんが
一日中事務所に引き篭もり状態
日中昼食で徒歩で行ける距離にある
某ファミレスに出た以外は事務所の中で
作業、作業、作業、そしてまた作業

ただ、年期を数えて作業スピードの
衰えを格段に感じますね
今更ながらに若さというものが
どれだけ価値があり尊いものだったか
失いつつある今になって実感致します(笑)

こういうところにも対策を考えねば。。。。

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さてBCP策定について前回は
対応手順についてのその中身に触れました

まあ、具体的な対応手順
組織によってそれこそ様々なので
なかなか各論について触れづらいんですけど
概ねどの組織にも共通すると思われるのが

・施設や設備人員等の被害を確認する
・顧客や取引先など、外部の被害を確認する
・被害を受けた施設や設備の復旧を行う
・収集した情報を本部に集約し情報を管理する
・資源の調達や在庫の管理などをする

ということだと思いますが
それを確実に実行するためには

・対応手順について各担当者に周知をすること

が重要であるという流れをご説明しました

こうした対応手順については
より具体的に分かりやすくするために
基準に則り権限者がBCPを発動してから
30分から1時間単位で役割毎に
具体的にどの役割がどういう行動をとるのか
詳細にシナリオのようなものをつくります

たとえば
直後、◯◯係は
・来訪者・社員等の負傷者対応、避難誘導
・来訪者や社員の負傷者を救助し、応急措置
・火災発生や社屋倒壊の危険があれば屋外避難、その際、来客誘導
・屋外避難の必要が無ければ来訪者を会議室に誘導。
・本社使用不能なら災害対策本部要員は、代替対応拠点へ向う

初期消火等の応急対処、◯◯は
・火災発生時は119番通報し社内に大声で知らせ、可能な範囲で初期消火
・消火器の配置は、図示する
・ガス、電線、倒れそうな危険物等に対して応急対処。但し、無理をしない

といった感じでしょうか
各行動に対してより具体的に誰が対応するか
きちんと定めておくことが大切です

とにかくまずは決めることですが
ただ決めるだけではダメで大切なのは
実際にそのシナリオに沿って動くことです

後日訓練のやり方については触れますが
例えば机上訓練と言われる手法で
定めた対応手順に従って役割通りに
実際にその通りに動いてみること

実際にやってみると
何が足りないのか?、実際はどうなるのか?
というようなことが見えて来ます
そうしたOJTを通じて改善すべき部分は
改善するという姿勢が重要なんです

対応手順についてはまずつくること
そして作った通りに動いてみること
改善すべき点、破棄すべき点を導き出し
どんどん修正を加えていく
それによって使えるBCPになっていきます

ということで対応手順をつくる
やれるところ、やり易いところから
やってみてはいかがでしょうか

さあ、あなたはどんな対応手順つくりますか?