和を以って貴しとなす

おはようございます
週の真ん中水曜日です
みなさん、如何お過ごしですか?

さて今から約1426年前の593年の
5月15日は(旧暦では4月10日ですが)
聖徳太子が推古天皇の摂政になった日だそうです
鎌倉幕府とか平安京とか最初に歴史を習う時
メジャーな出来事ってありますが
おそらく順番で一番最初に出てきた
歴史上の出来事で年号を覚えたのは
この聖徳太子の摂政就任だと思います

でもよく考えてみると593年って
どんな語呂合わせで覚えたんだっけかなぁ
単純にゴクミだ、と思ったら記憶に残った(笑)

聖徳太子は推古天皇のお兄さんである
用明天皇の息子、すなわち推古天皇の甥っ子
馬小屋で産まれたということで厩戸王
なんて言われ方もしていました

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和を以て貴しとなす

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聖徳太子と言えば真っ先に
思い浮かぶのがこの言葉ですね

不満があればお互いにそれをぶつけ合い
理解し合うということが大事
人々がお互いに仲良く調和していくことが
最も大事なことであるという教え

ここでの趣旨は単に和を大切にしなさい
というだけの意味ではなくて
わだかまりなく話し合うことことが
尊いことだということなんだそうです

意見が違う時は納得行くまで議論をする
ここでの和とは和らぐの状態を作って
皆の意見を聞きながら物事を決める
そもそもが人は意見が違って当然だ
だからこそ皆で話し合いをして
物事を決めることが大事なこと

簡単に結論が出ない事柄って
身の回りにも色々とありますよね
ただ絶対に解決しない問題はありません

さあ、あなたはどんな和を貴んでますか?