遺産分割協議書とは何か?

おはようございます
月曜日ですが祝日の朝です
3連休が2週間も続くと
リズムが狂うという方も
いるかもしれませんね

かくいう私もそのひとりかもしれません
昨日は一日中事務所で作業でした

その間には打ち合わせが一件
今日も同じような一日の予定です

さて遺産分割協議書の作成について
今までずっとそのゴールへ向けて
色々と作業をしてきましたが
いよいよまとめの段階という感じです

遺産分割協議書の大事なところは
共同相続人全員が合意することで
成立がするということです

ひとりでも合意しないとか
そもそも参加しないという人がいると
作成が出来ないということになります

また遺産分割協議書には、ふたつの
重要な機能があると言われています
また本来ならば口頭の合意でも成立し
遺産分割の効力は発生するので
遺産分割協議書という書面の作成は
実は義務ではないんです

しかし、口頭での約束だけだと
分割協議の合意内容について
言った言わないというように
後から紛争となってしまう危険が
生じてしまうのでこれを防止するため
合意をした事実とその内容を書面して
証拠として残す必要があります

実は遺産分割協議書という書面の
まずひとつめの機能です

また、遺産分割を行なった後には
不動産・預貯金等の相続財産の名義を
被相続人からその財産を継承する
相続人の名義に変更をする必要があり
名義を変更する時のその証明書となるのが
遺産分割協議書であって
これがふたつ目の機能です

遺産分割協議書を作成するのは
このふたつの機能を利用するため

そこで最も重要なことは
誰が何を相続したのかということが
遺産分割協議書上の記載だけで
誰が見ても簡単に分かるように
明確に特定して記載するということ
以上が遺産分割協議書概論でした

次回は一般的な記載例について
触れていきたいと思います
世の中は3連休の最終日ですが
どんな一日になるんでしょうか
さあ、あなたはどんな祝日を過ごしますか?