遺産分割調停とは実際はどのようなものか?

おはようございます
金曜日の朝です
台風のニュースがかなり現実味を帯びてきました
交通機関の運休のニュースや各種イベントの中止のニュースも
色々と聞こえてきますが一番大切なのは身の安全なので
関係者の方の苦渋の判断心中をお察しいたします

色々と備えられることは備えていこうかなと思います

昨日は入管の千葉出張所で在留期間更新と永住者の申請
この7月から永住許可申請の添付書類が一気に増えました

そこから千葉運輸支局で所用を済ませ
午後からは千葉県庁で経営事項審査
続いて茨城県に向かい県南地域で
いくつか所用を済ませてから
あとは色々と調べモノをして一日終了

今日はどんな一日になるのでしょうか(笑)

さて遺産分割協議書の記載について
前回までは遺産分割調停について

だいたい遺産分割協議について揉めるのは
遺産の分け方についてです

自分にもっとたくさん分けて欲しい
この財産は自分が取得したい
こういうところがまとまらないポイント
なんだと思います

また相続財産が不動産しかない場合には
その他の相続人は金銭で代償金を受け取る
ということになる場合が多いですが
その場合に問題になるのはその不動産を
いくらくらいで評価をするかになります

当然評価が高ければ代償金は高くなるし
評価が低くければ代償金も安くなる

実際に私が実務で見た遺産分割調停は
不動産の評価の仕方について納得が得られず
調停まで行ってしまった事例でした

申立人の主張は固定資産税評価額での評価
相手側の主張は実際に売買したら
もっと高く売れるはずだから
実務に売れる金額で評価すべきとの主張

固定資産税評価額での評価を申し出た理由は
*市役所という公的機関が適正に評価したもの
*明確に数値評価しているもの
がこれしかないからとい理由

さらに調停の中では
申立人は相手側に対して
不動産鑑定士の鑑定評価書を持ってくるか
実際に買ってくれる人を見つけてくれれば
その主張に応じてもいいとしましたが
結局相手側はそれも申立人が
やるべきだとの主張で結局は調停不調で
審判に移りましたが最終的には
申立人の主張がそのまま審判結果となりました

この実務事例を通じて
いくつか遺産分割調停の実際上の
ポイントみたいなものを感じました

まずは大きいのは調停委員の方の力量
ストレートに言ってしまえば
調停委員の方の当たりハズレ
ここは運のレベルになってしまいますが
調停委員の方のスキルが高くないと
いたずらに時間ばかりかかってしまう

その他にも調停を円滑に進める
ポイントがいくつかあると感じましたが
それについては次回触れていきます

今日はどんな天候になるのでしょう
台風に色々備えないといけないなぁ

さあ、あなたはどんな台風対策してますか?