分かったというのはどういうことを言うのか、分かりますか?

こんな会話をたまにしませんか?

A「わかりましたか?」
B「はい」

A「どう、わかった?」
B「わかった」

A「わかってますか?」
B「はい、わかってます」

あなたがAの場合もBは場合も含め
その内容は何でもいいとすると
一日に一回くらいは実はこんな会話してませんか?

ここであなたがBの立場のとき
実際のところは本当に分かっている
確率って何パーセントくらいですか?

Aの立場のときはどの位の
理解を相手に対して求めてますか?

「分かる」という言葉の意味を
色々と調べてみると実はその意味って
案外と漠然としているものです

ある辞書によると

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わかる【分かる・解る・判る】

① 物事の意味・価値などが理解できる。
「意味が-・る」 「音楽が-・らない人」
② はっきりしなかった物事が明らかになる。知れる。
「真犯人が-・る」 「答えが-・る」
③ 相手の事情などに理解・同情を示す。
「ー・った、なんとかしよう」 「話の-・った人」
④ 離れる。分かれる。
「八宗九宗に-・りてより/浮世草子・禁短気」

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ようするにどういうこと?
わかったようなわからないような、、(笑)

ということで私は次のような
理解をすることしました

本当に「分かった」とはそのことを
他の人に簡単に説明出来るような
状態に自分自身がなっていること

よく難しい話しを聞いて分かったような
気になったことってありませんか?
それが上手く説明出来るのならば
分かっていたのだしそうでなければ
分かっていなかったということ

このことを意識し始めてから
私は色々な話しを聞いたときには
改めて自分ならばそのことを
どのように人に説明をするだろうかと
問い直すことを心掛けています

そうすることで本当に分かっていたか
分かっていなかったのかの検証が
自分自身の中で出来るからなんです

ほかの人にわかりやすく説明するって
実はかなりレベルの高い作業です
その作業を意識することによって
自分自身の思考も柔軟に出来るんですね

ちょっと意識をもつだけで
無料で場所もとらずに出来る作業なので
よかったら是非やってみてくださいね

自分ならばどう説明するのか
問い直してみるというだけです
案外と色々な新しい発見もあるかも

さあ、あなたはどんな風に
色々なことを説明をしますか?