「藪入り」とは、昔でいう奉公人が 実家に帰るのを許された日だそうです

私は知らなかったんですが1月16日って「藪入り」といって
昔でいう奉公人が実家に帰るのを許された日なんだとか

この習慣が広まったのは江戸時代で本来は奉公人ではなく
嫁取り婚において嫁が実家へと帰る日だったものが
都市化の進展に伴い商家の習慣へと転じたものとも言われているそうです

藪入りとされる日は年に二日あって旧暦1月15日(小正月)と旧暦7月15日(盆)
それぞれ重要な祭日であることから嫁入り先・奉公先での行事を済ませた上で
実家でも行事に参加できるようにという意図だったとされているそうです

それにしても1年に2日しか帰れないなんて現代では考えられない環境ですよね
ただ、そういうものだと思えば苦痛とか束縛されているとか
そんな風に考えることはないのかもしれません

同列に考えるのは適切ではないけど考えてみれば昨年は私もほぼ
一般的に言うところの休日はありませんでした
その他に生きるすべがないとかその生き方が自分の全てだと思えば
そんなものなのかもしれませんね

その当時と今では大きく違うことは選択肢があるかどうかというで
自由とは選択肢がどれだけあるかということ

少なくとも私の今は自分自身が選択したこと今のような選択肢が私達に与えられているのは
過去を生きた人々が大変な思いをして後の世代の為にと必死になって働いてきた
結果が今に繋がっているということ

そういった古人への感謝を忘れずにいないと
いけないし、与えられた選択肢を
大事に使わないといけないと思います

———

蝋燭は身を減らして人を照らす

我が身を犠牲にしてでも他人の為に尽くすこと
受けた恩に対して感謝するだけでなく
犠牲を払ってでもお返しがしたい
と思える心と行動が大切ということ

起きて働く果報者

健康で働けることは幸せなことだという意味
果報者とは幸せ者という意味

———

滅私奉公みたいなものはあまり好きではありませんが
選択の出来る自由に感謝しながら頑張っていきたいですね

さあ、あなたはどんな生き方を選択してますか?