ISO9001:必要な情報は文書化しましょうということ

おはようございます
仕事始めの1週間でしたがなんとか
今日金曜日までやってまいりました
みなさん、どんな1週間でしたか
今日一日乗り切れば、また週末です

とはいえ、私は明日から連休の3日間
ある研修会に出席のため缶詰になります
研修の成果はいずれ何らかの形で
アウトプットする予定ですので
どこかで誰かの前向きな変化に
繋がって頂ければ嬉しいですね

さてしばらく前にBCPについて触れましたが
私が関与したクライアント様が2社
令和2年1月1日付にて関東地方整備局にて
「建設会社における基礎的事業継続力認定企業」
に認定され関東地方整備局のサイトに
会社名が掲載されていました
やはり関与先が掲載されるのを見ると
まるで自分のことのようにうれしいですね

認定企業数も増えているからか
整備局からの指摘も回を重ねる毎に
細かくなっているような気もしますが
会社のレベルアップに繋がるよう
情報収集とアドバイスをさせて頂きました

これからもどんどん前向きな変化の
お手伝いをさせて頂きたいと思います

また昨日はちょっと複雑状況であった依頼の
在留資格変更が許可されて在留カード受領
新年仕事始めは色々と幸先の良い
スタートを切れているかなぁ

てISO9001規格についてですが
ISOと聞くと一般にはどんな印象があるか
というと多くの方はとても大変とか
やたらと書類つくりとが増えて
余計な仕事が増えるだけで意味がない
なんて言われたこともあります

それは半分誤解半分正解だったかもしれません
ただ、実はISO規格はここで紹介している
2015年版への改定があってから
その中身はかなり変更がなされているんです

専門家の間でも改訂に関して色々と
解説をしている方も多くいますが
ざっくりいうと文書化の要求が減ったことと
組織の実情に合わせて組織自身で決めましょう
という部分がかなり多くなったということ

ISOの目的は規格の要求を満たすことで
PDCAサイクルを回してその組織が
継続的な改善を通じて顧客に対して求める
製品やサービスを提供し続けること

規格の求める文書の作成にエネルギーが割かれ
結果的に組織のパフォーマンスが落ちたら
それこそ本末転倒になってしまいます

そんな批判や意見が多くあったことも
規格の改訂への理由の一つではないかと
わたしは考えています

では文書化について規格は
どのように言っているかというと

組織の仕組みの中に文書化が必要と

・規格が要求するもの
・組織が必要であると決めたもの

については文書としなければならないこと
文書にはほかの文書と混同しないように
分かりやすくしないといけないということ
分かりやすく間違えないように識別すること
変更があってもすぐわかるようにすること

といった運用ができるようにしよう
という事が要求されています

最低限文書化しなければならない
項目は存在しますがまずは
組織の中でなぜこれは文書化する必要があるか
きちんと理解してシステムを構築する
そうした組織づくりをトップによる
リーダーシップで組織全体で行うことが
大事なんだろうと思います

組織のルール作業の手順結果の記録
主に文書化が必要とされるのは
この3つになるんだと思いますが
単に言われたから書類にとって置く
ということではなくてなぜ必要なのかを
理解した上で組織を動かすことが大事

あえて文書化については概念的な
説明に留めておきますね

次回からはPDCAのD実行に触れていきます

さあ、あなたはどんな一週間でしたか?