ISO9001:コミュニケーションは大事ということ

おはようございます
仕事始めの一週間ですが
きちんと活動出来てますか?
世間では明日を乗り切れば
暦の上ではまた3連休になります

チラッと来月のカレンダーをみると
2月は祝日が二回もあるんですね

昨日の夜にはカルロスゴーン氏の
記者会見がありました
同時通訳が追いついていなくて
会見の内容が正確に伝わっていたか
実際のところはかなり不明確ですが
会見自体は自信に満ち溢れた
かなり前向きな印象をうけましたが
多くの方はどんな捉え方だったのかなぁ

さてISO9001規格について
前回まで資源、力量、認識ということで
モノとヒトについてマネジメントシステムを
構築していくために揃えるべき対象について
要求している規格の内容についてでした

続いて規格が触れているのは
コミュニケーションについて
どんなに素晴らしい資源があっても
どんなにスキルの高い人材がいても
組織で活動する人々がきちんと
連携した動きが出来ていなければ
結果として要求される製品サービスは
提供されることは難しいでしょう

逆に連携がうまくいっている組織は
ひとりひとりの力以上の結果を出します
まさにコミュニケーションのあり方が
その組織を強くも弱くもしていきます

規格はコミュニケーションについて

何についてコミュニケーションするか(内容)
いつコミュニケーションするか(時期)
誰とコミュニケーションするか(対象者)
どのようにコミュニケーションするか(方法)
誰がコミュニケーションするか(実施者)

を含めて内部外部のコミュニケーション
すなわち組織内で意思を伝達する場と
主に顧客をはじめとした利害関係者と
きちんとやりとりをする場を
創出することを要求しています

組織内で言えば会議などの情報伝達
組織外では相互でのやり取りの場などが
そうした場の創出の一例ですが
具体的なやり方はとくに限定していないので
コミュニケーションの手法については
要求内容が満たされていれば
特段にやり方については何でも構わない

「ホウレンソウ」(報告・連絡・相談)
という言葉がよく使われていますが
こうささたコミュニケーションを通じた
組織内外とのいわゆる「見える化」が
不祥事などが起こりにくい、いわゆる
「風通しのよい」組織であることが
求められる製品やサービスを提供をする
要求であると規格は言っているんですね

ということで次は文書化について触れます

さあ、あなたはコミュニケーションとってますか?