相続人は遺言を無視出来るか?

おはようございます
今朝も曇り空の朝ですね
もう何日続けて朝日を見てないかなぁ

セブンペイが始まったのを受けて
セブンペイとペイペイのどっちが
使えるかを実験しようと思ったら
はやくもセブンペイが事実上の
利用停止になってしまいました

私は結局1000円しか
チャージしなかったことと
クレジットカードの登録も
してなかったので、アカウントの
乗っ取りの被害はなかったです

身近な人にやられた人がいました
アカウント乗っ取り被害は
案外と簡単に起こるので気をつけましょう

さて遺言相続を語るうえで
理論上知っておいても損のない論点を
見つけたのでちょっと触れてみます

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相続人は遺言を無視して
全く違った遺産分割が出来るのか?

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被相続人の遺言書がみつかっても
その遺言書の内容に対して
相続人が納得いかない場合もあるかも

そんな場合に遺言書の通りにではなく
相続人間で遺産分割協議をした内容で
遺産を分けることって出来るのでしょうか?

自分の財産を死後にどう処分するか
ということはその人の権利であり
相続財産を所有していた
遺言者の意思を尊重するのが本来の形

しかしその財産を相続し管理するのは
相続人達であってそれも大切な権利と言える

結論からいうとやはり本来は
遺言が尊重されるべき物なんですが
実務的には

遺言執行者が指定されているかどうか?

で対応がわかれます

遺言執行者が指定されていなければ
遺産分割はその作業も
法的相続人が共同で行うことになるので
事実上は法的相続人達が好きなように
財産の分割を行うことが出来ます

つまり遺言の内容を無視して
違った遺産の分け方は
いくらでもできてしまうんです
あくまで実験的な作業としては

そうなると遺言は全く意味が
なくなってしまうんですが
現実的にはそういうことになります

では遺言執行者が指定されている場合は?
これは遺言の内容によっていくつか
場合分けが出来るので次回触れましょう

さあ、あなたのセブンペイ大丈夫でしたか?