BCP策定にはどんなデメリットがあるか?

おはようございます
また新しい一週間の始まり月曜日です

昨日は事務所で申請書の作成作業
正午頃に来客が一件ありその対応
夕方近くには知人のイベントに
顔を出して来ました

今日はある研修会に参加のため
一日中東京都内へ出張の予定です

さて、BCP策定について
具体的内容に入りますが
その前に策定にあたって注意すべき点を
ちょっと触れておきたいと思います

前回BCP策定にはどんなメリットがあるか
ということについて私が捉えている
大きく5つの点についてご説明しました

BCPにはどのようなメリットがあるか
https://step-gyosei.com/20191110-2166.html

では逆にBCPの策定をすることには
どんなデメリットがあるのでしょうか?

BCP策定のデメリットはそのコストです

コストと言っても組織にとって
一番の負担となるのは時間と労力が
かなりかかるであろということ

重要業務の洗い出し、選定
目標復旧時間を設定する

この作業だけでもきちんとやり出せば
実はかなりの労力を要します

ここからこれから触れていきますが

・組織の基本方針と体制を構築する
・考えられるリスク評価と被害の想定
・必要とされる事業の要素と資源の把握
・継続する方法を検討する
・重要業務に必要な部品等の調達、代替調達
・ 通信システムが断絶の場合の想定と対策
・対策拠点及びその代替性の確保
・BCの発動基準とBCPの手順づくり

と言った作業をする必要があり

きちんとBCP策定をしていくには
かなりの時間と労力を要します

その上でBCPが絵に描いた餅に
ならないためには日頃から
実地訓練など常に見直し検証改善を
し続けていくということが必要です

もしもあなたがBCP策定を検討するならば
そうした時間と労力のコストについて
ある程度の覚悟は意識した方がいいかも

ただしそうしたコストは
実効性のあるBCP策定を行うことから
得られるメリットの方が
優っていくものと考えます

何ごとにおいてもそうですが
とくにBCP策定については

やるならば徹底的に完璧にやる

そうすることによって
時間と労力のコストを
組織の成長とレベルアップに繋げる

デメリットをメリットに転換させる

ということが可能になっていきます

ということで
絵に描いた餅にならない
組織にとって前向きな成長と
レベルアップに繋がるような
BCP策定を行なっていきましょう

さあ、あなたはどんなBCPを作りますか?