机上訓練とはどのように行えばいいのか?

おはようございます
早くも既に木曜日です
まだいま現在はまだ暗いですね、というか
普通に当たり前にまだ夜です(笑)

年末に向けて溜まっている作業を
一気にこなしていると言った毎日
昨日は若干早めに家を出て午前中には
入管申請の補正対応と事後対応
それから新規案件の打合せ等
午後からは申請書の作成作業と
事務所への来客の対応などで気がつけば夜

今日もこれから某官庁で打合せ
入管申請を数件対応の後に
県庁で経営事項申請申請と
永住許可関係の打合せの予定です

さてBCP策定も大詰めになってきました

前回は策定したBCPを確実なものに
仕上げていくためには訓練を行い
検証して改善をしていきながら
言わば魂を入れ作業が必要と述べました

その訓練にも色々とありますが
様々な組織で一番行われているのが
「机上訓練」といわれるもの
ということで今回はその中身について
触れていきたいと思います

一般に机上訓練の実施には
「計画」
「実施」
「評価」
の3段階があると言われています

計画段階でなるべく具体的な被害想定を立て
状況を具体的にシミュレーションします

「○○地方で大地震が発生し事業所が停電」
「隣の飲食店から火災が発生し事業所が全焼」

と言った具合でBCP発動
そこから手順に従って各々が
役割に応じた行動を実際に行います

実施段階ではとにかく手順に従い動く
参集予定者は定められた拠点に集まる
スタッフの安否確認を行う
連絡先に連絡を行う
関係先の被害状況を確認する
と言ったようにとにかく手順通りに動く

ここでのポイントは訓練対象者へは
きちんと訓練の目的や内容の説明は
くどいくらいに入念に行うことですね

この訓練作業は何のために行っているのか?
そこが明確であればBCPは
より組織に定着しやすくなります
作業の手順だけでなくその目的も
適宜説明を挟むよう心がけること

机上訓練の重要な目的のひとつは
BCPが実態に即して計画されているか?
ということをみんなで確認すること
なので疑問点や改善点があれば積極的に
発言してもらえるようにしましょう

最後の評価段階がもっとも重要で
この机上訓練はBCPの実効性の評価を
行い検証改善をするために行っています
課題や不明点・懸念点などについて
組織みんなで洗い出しを行い評価し
改善策を検討し反映させることが
より実効性のあるBCPに
ブラッシュアップされていきます

したがって机上訓練はやればいい
というわけではなく状況ば常に変化するので
訓練は定期的に実施して常にBCPは
最新の状態にしておくことが必要です

こうした行動が机上訓練の目的である
*策定したBCPの確認及び改善
*BCPの手続きの組織全体への認識
*災害への意識の醸成
が図られることで実際の事業運営にも
色々と前向きな変化に繋がっていきます

BCP策定をしたらまずは
机上訓練をやってみましょう

ということで次回はその他の訓練について
触れていきたいと思います

さあ、あなたはそこから何を学びますか?