ISO9001:誰に何を知ってもらわないといけないのか?

おはようございます
今年最初の週の真ん中水曜日です
って言おうと思ったら実は元日が水曜日でした
ですので仕事始めから最初の水曜日です

ニュースは相変わらずゴーン氏の話題
今日なんだか記者会見をするとか
どんなことを語るのかとても関心が沸きます

いわれのない疑いをかけられて
間違った情報撒き散らされて
会いたい家族にも会えないとしたら
また残された自分の時間にも限りがあるとすれば
自分の闘いやすいステージで闘うのは
至って当然の考え方だと思います
あと、テレビとかで、法を犯したとか
言ってる人いますけど有罪確定まではあくまで
推定無罪なのわかってんのかなぁ
メディア的に問題ではないか?

これは昨日NEWSPICKSでの私のコメントです

さて、引き続きISO9001規格について

前回は「力量」について触れましたが
力量とはISOの定義では
「意図した結果を達成するために、
 知識及び技能を適用する能力」
のことを言います
つまり「できる」ということ

それに対して7.3の項番で
示されている「認識」とは
「あることを知っていること、
 あることが存在していること及び
 重要であることを知っていること」
つまり「知っている」ことをいいます

では誰が何を
知っていないといけないかというと
規格は組織の中で働いている人々が

・会社の品質方針
・自分の部署の品質目標
・会社の仕組みがきちんと動くために
 自分にはどんな役割がもとめられているか?
・自分が役割を果たさないと組織にとって
 どんなマイナスがあるか?
ということを
みんなが分かっていないとけない
ということを示しています

逆にいうと、組織のトップは
そこに集まって行動する人みんなが
・その組織全体の方針
・自分のポジションの目標
・自分の役割と責任
こういったことを各自がきちんと
わかっているような状態に
しないといけないってよということ

つまり認識とはそういうことなんです

いいチームであるためには
各自が自分の責任が果たせる状態にする
そんな感じなのかもしれません

そうあるためには何が必要か
それは組織内のコミュニケーションですが
そこは次の項番になるので次回触れます

さあ、あなたは組織で自分の役割認識してますか?