リスク対応と残存リスクについて

おはようございます
火曜日だけど祝日の火曜日です
昨日は早朝から建設業許可の打合せ
続いて外国籍の子供の認知について
市役所窓口にて相談
午後からは入管千葉出張所にて
在留カード受領と認定申請1件
待ち時間長すぎでちょっと想定外
続いてクライアント先訪問

さてPマークについてのお話です
前回はリスクについて触れてみましたが
ちょっと難しくてとっつきにくいですね

私もここを理解するのにピント来るまで
かなり苦労した部分だったと言えますが
個人情報保護だけでなく通常業務の中や
日常生活の中の事項でも案外と
応用出来る事はあるんじゃないかと思います

例えば簡単な例で見てみると
現金を持ち歩いていると盗難紛失のリスクがある
だからそうしたリスクを回避するために
スマートフォンでキャッシュレス決済する
そうすることで現金盗難紛失のリスクは回避

リスク対応につ大きく4つの対処が
あると言われています

回避・・損失が大きいリスクのあることは避ける
    ex.現金を持ち歩かないでスマホ決済
受容・・損失は小さいのでリスク対応はしない
    ex.そもそも現金を持ち歩かない
移転・・損失は大だが回避出来ないから保険加入
    ex.現金持ち歩いて紛失たらまたもらう
軽減・損失やリスクの生じる可能性を低減する
    ex.なくさない方法を講じる

こんな感じでしょうか?
しかし、どんなにリスク対応をきちんと
やっていても回避が出来ないリスクや
人的制約や費用面から対応不能なこともある
言ってみれば考えられるあらゆるリスクを
完璧に除去することは不可能ということ

リスク対応をしたとしてもどうしても
残ってしまうリスクを「残存リスク」といいます

Pマークの認証基準には残存リスクについては
次のように説明されています

—————

すべてのリスクをゼロにすることは
不可能であるから、
現状で取り得る対策を講じた上で,
未対応部分を残存リスクとして把握し,
管理しなければならない。

—————-

つまり残存リスクについてはとりあえず
やれるとことまで対応策は定めておいて
あとは残存リスクの存在を把握し管理しておく

現金を持ち歩いていると盗難紛失のリスクがある
だからそうしたリスクを回避するために
スマートフォンでキャッシュレス決済する
そうすることで現金盗難紛失のリスクは回避

しかし、スマホの充電切れという
リスクは残る(残存リスク)
だから常に充電は出来るようにしておく

まあ、日常生活の中のワンシーンを例にすると
こんな感じかもしれませんね

この発想はきちんと頭で整理できると
通常の事業運営でもかなり役に立つと思います
いりいろな局面で検討できるように
表にまとめていくといいかもしれません

朝はやはり寒いですね
幸いにも私は何とか体調を崩さずにいます

さあ、あなたは体調管理しっかりやってますか?