BCP:事業継続マネジメントシステム・組織の状況

 

おはようございます
週の終盤に入りました木曜日
昨日は朝一で1件訪問の後に
事務所で急ぎの作業に没頭
午後からは水戸の入管で新制度の申請
待ち時間はかなりかかったけれども
色々と学びの多い時間でした
それから何か所か寄りながら事務所へ
来客対応と明日提出の申請書の作成
結局終わったのが21時を経過
声かけて頂いた集まりにも行けず
作業と予定に追われた一日(苦笑)

事業継続マネジメントシステムについて
触れていこうという今回のシリーズ
ISO22301規格の中身について触れていきます

規格の第4章は組織の状況という項目
ISO9001規格のときにも触れましたが
この4章から5章、6章、7章が
PDCAサイクルでいうA:計画に該当します

計画をしていくにあたり
まずその組織のおかれている状況を理解して
つぎにトップマネジメントが方向を示します
そのうえで動きやすい体制を作り
権限と責任を与えられたスタッフが
示された方向に向けた実施計画を策定

必要となる資源(ヒト・モノ・カネ・情報)の
内容と必要なレベルを確認し上で調達
ということでA:計画のサイクルを廻してゆきます

第4章のなかで重要となるキーワードは
外部課題
内部課題
利害関係者の要求やニーズ
という言葉が真っ先に上がります

まずはあなたの組織にとっての
外部環境から受ける課題は何か?
逆に内部環境から受ける課題は?
この洗出しの作業をするときに
注意した方がいいと思う点は
あまり深く考えすぎないということです
できれば複数の方と合議で
やり取りしがらの洗出し作業がいいと思います

この作業が終わったら次は
あなたの組織にとっての利害関係者が誰か?
そしてその利害関係者があなたの組織に対して
何を求めているのかを洗い出しましょう

そうしたことを洗い出していく中で
あなたの組織がやるべきことや
注目するべき対象が見えて来ます

ということが第4章のイメージですね

さあ、あなたの課題ってなんですか?