学びの4段階、蔵学、修学、息学、遊学

おはようございます
週の真ん中水曜日の朝です
そしていよいよ今日から12月です

昨日は事務所で準備してから
申請書の提出や届出などで官公庁4ヶ所と
クライアント先を3ヶ所あちこちとハシゴ
夕方になり事務所にもどり来客対応など

先週の土曜日の研修会の中で学んだ言葉
和敬清寂」と「時泥棒は10両の罪」に続いて
更にもうひとつあったので触れてみますね

蔵学、修学、息学、遊学

学問には4つの段階があるという話
この学問の4段階というのは
今から2000年近く前に記された
中国古典の礼記(らいき)という中に
書かれているものだそうです

蔵学
とにかくひたすら取り入れ蓄積する段階
とにかく片っ端から暗記をするということ
学問の基本はとにかく知識を詰め込むこと

修学」
も意味としては蔵学に近いですが
「修」には背中を流して美しくするという意味で
蔵学でひたすら暗記した知識を自分なりに理解し
機械的な暗記から自分の知識とし整理する
という意味と言えるでしょう

ここまで出来るだけでも学びとしては
ある意味十分とも言えますが
更に次の段階があります

息学
蔵学修学が普通に出来るという段階を過ぎると
それは学ぶことが呼吸をするのと同じように
自然なものとなっていくという段階
義務とか頑張って学ぶのではなく
自然に学んでいるという段階です

ここまででも学びとしてはかなり高いレベルですが
さらに学びの上の段階が学びと自己とが一体となる
それが「遊学

「遊」というのは自在の境地ということで
自由に振る舞っていること自体がすでに
学びと一体化している段階と言えます

まずは本を所蔵して常によむこと
それから内容を理解習得すること
そのうちに意識して読まずとも自然に知識を得ること
さらに遊ぶがごとく何事にも応用できるようになる

これを仕事に当てはめると
まずは頑張って仕事を覚える段階
次になんとか自分の力で仕事が出来る段階
そのうちに意識しなくても普通に出来る段階
そして遊んでいることがすでに仕事になっている段階

そう捉えていいかもしれません
周りをみると遊んでいるようで
それが仕事になっている方っていますよね
自分は修学と息学の間くらいかなぁ

こういう段階を意識して学びを捉えてみるのも
十分に意味のあることかもしれませんね

という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!

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