【考察】大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第27回

おはようございます
新しい1週間の始まりの月曜日の朝です

昨日は3連休の真ん中の日曜日でしたが
一日中ずっと事務所で引き篭もりで作業

先週は開票速報のため放送はなしでしたが
昨日は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第27回

京で頼朝の死を知らされ思案する後鳥羽上皇
一方、鎌倉では宿老たちが思惑を抱える中
新たに鎌倉殿となった源頼家が自身の方針を表明
その様子を政子に報告した義時は頼家のもとに
北条時連と頼時を送り出し支えようとするが
御家人たちは主導権を握ろうとそれぞれの思惑で動く

ドラマのあらすじに関してはこちらへ→鎌倉殿の13人公式サイト

なんとか自らの力で鎌倉を動かそうと
奮闘する頼家は若手の御家人を集めて
体制の充実を図ろうとしますがその中で
京で朝廷や公家と相対するときの嗜みとして
必要なスキルの修得として習っていたのが

蹴鞠(しゅうきく/けまり)」

蹴鞠とは日本の平安時代に流行したもので
鎌倉から室町時代前期に芸道として完成
現代まで続く球技の一つといわれています

サッカーのリフティングと似ていますが
2枚の鹿革を馬革で縫い合わせて作る鞠を
身長の2.5倍くらいの高さで蹴り続けて
その回数を追求する球技だそうです

蹴鞠の始まりは4000年近く前の中国で
当時の「殷」と言われた時代の記録には
雨乞いの儀式として行われていたようです

日本には600年代に入り仏教などと共に
中国より日本へ渡来したとされるようですが

私が初めて蹴鞠という言葉を知ったのは
中大兄皇子が法興寺で行った蹴鞠の会の折に
鞠を打った皇子が落とした履を中臣鎌足が
拾ったことをきっかけに親しくなり
これがきっかけで大化の改新に繋がった
という歴史の教科書にでてきたくだり

多分ほとんどの方はこのくだりで
蹴鞠という存在を知るんじゃないかなぁ(^^)

蹴鞠は室町時代になると将軍の足利義満や義政が
盛んに行ったこともあり武家の嗜みとなったようです

蹴鞠の正式なルールは団体競技としては
四隅を囲った一辺が13メートル程の
平坦な砂の撒かれた地面で行われ
その四隅に桜・柳・楓・松が1本ずつ
植えられた状態で行われるそうです
1チームは6人から8人で構成され
直径19センチ前後、重さ100〜110gで
サッカーボールより一回り小さい鞠を
「右脚で」「膝を曲げずに」「上半身は動かさず」
といった決められたフォームで交互にどれだけ
蹴り続けられるかというのを競うものだそうです

また個人競技としてのルールもあり、こちらは
一人でどれだけ多くけり続けられるかを
競うものなんだとか

今でも全国大会も開催されているようですね
調べてみるとまだまだ色々と
知らなかった世界があるようです
まぁさすがに近所のホームセンター等に
蹴鞠は売ってないだろうから
簡単には始められないかなぁ

今日は3連休の3日目ですが
新規感染者数も気になります
お気をつけてお過ごしください

という訳で
今日も一日頑張って行きましょう!

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