あえて火中の栗を拾う

 

おはようございます
週の真ん中水曜日の朝です

昨日は午前中はずっと事務所で作業
午後からはzoomによるオンライン研修を受講
夕方からはひたすら申請書類の作成

さてよく使われることわざに
火中の栗を拾う」というものがあります
自分の利益にはならないのに、そそのかされて
他人のために危険をおかすことのたとえ
またあえて困難なことに身を乗り出すことのたとえ

という意味で使われている言葉ですが
私の人生を振り返る結構火中の栗ばかり拾って
結局最後は自分には何の得もなかった
なんていうことも随分あったかも(笑)

もともとこの言葉はイソップ物語の寓話から
言われるようになったものだそうで

猿と猫」と呼ばれるこの作品は
猿が猫に火の中の栗を拾うように促し
猫が火傷を負って拾った栗を
猿が横取りするというストーリー

ここから他人のためにリスクを冒して行動する
ことを「火中の栗を拾う」と表すようになりましたが
他人のため」の自己犠牲の精神という美談でなく
他者の利益のために利用されてはいけない
という戒めの意味が込められているそうです

この「火中の栗を拾う」はフランスの言葉ですが
中国にも同じ意味のことわざが存在するそうで
中国では「火中取栗(かちゅうしゅりつ)」と
表記され「火中之栗」と使われているんだそうです

中国語での使われ方も他人の利益のために
危険な行動をするという意味ですが
そのような行為は愚かなことだと戒める
といった意味合いが強いんだとか

ただ日本で普段使われている意味は
フランスや中国とはちょっと意味合いが違って

フランスや中国の言葉では愚かな行いとみなし
それを戒めているイメージですが日本では
行動を戒めるというよりも誰かのために
自らを犠牲にする素晴らしい行いという
見方が強いような気がします

あえて「火中の栗を拾う」というと何となき前向き
ただ「火中の栗を拾う」ようなもの、というと
ちょっと後ろ向きなイメージな気がすますが

何となく何が言いたかったのか
分からなくなって来ました(笑)

早く穏やかでゆったりとした
毎日を送りたいのですが
まだまだ火中の栗を拾うような
毎日からは抜け出せそうな気がしない(笑)

という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!

 

 

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