マルタ会談から30年、冷戦は終わったのに・・・

おはようございます
週の真後半戦の木曜日の朝です

昨日は早朝から事務所にて申請書類作成
それから急ぎ事務所を出て東京品川へ
東京入管で在留変更申請と情報公開請求
それと申請案件の進捗状況の確認
そこから東京都内の法務局を2か所廻り
夕方前に事務所に戻り申請書類作成など

さて前回はロシアの大統領選挙に触れてみましたが
ロシアが大統領制度となったのは実は1991年7月で
今から32年前の初代エリツィン大統領が最初

改めて振り返るとそれ以前のロシアは
ソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)として
ロシアを中心にウクライナやベラルーシ等を始め
その周辺地域も含めて統治下においていました

ソ連は当時共産党一党独裁の政治体制で
共産党のトップである書記長が最高権力者で
長らくソ連の事実上のトップは共産党書記長
※ただし制度上の国家元首は最高会議幹部会議長

当然トップは選挙などで選ばれるのではなく
共産党の中の権力闘争によって権力を選ばれました
私が小さい頃はブレジネフ書記長がずっとトップで
第二次大戦後からアメリカとの関係は常に緊張状態
いわゆる冷たい戦争東西冷戦)と言われる関係が
長く続いていました

この状況が大きく変わったのはソ連のリーダーが
ゴルバチョフ氏になりペレスロイカと言われる
ソ連の国内改革をおこなうようになってからで
ここの流れから歴史的な米ソ首脳会談が行われました

マルタ会談と言われるこの会談は1989年に
地中海の中心にあるマルタ島でおこなわれた会談で
1989年に起きていた東欧諸国での革命の動きや
マルタ会談直前の11月におきたベルリンの壁崩壊と
それに関連してドイツ統一等について
話し合いがおこなわれました

1945年に
アメリカのルーズベル氏、イギリスのチャーチル氏、
ソ連のスターリン氏が集まって行ったヤルタ会談から
米ソを中心とする東西冷戦の世界秩序が
形成されましたと言われていますがこの
マルタ会談によって44年間続いた東西冷戦は
終結したとされました

その後東側諸国の民主化の流れが加速しソ連は崩壊
ロシアは独立した周辺諸国に分割することになり
その中で当時のロシアの民主化運動の先頭にいた
ボリスエリツイン氏がロシアの初代大統領となりました

私が学生時代の最後に卒業旅行でモスクワなど
ソ連に行ったのは丁度この民主化運動が活発になって
ソ連の崩壊がはじまる最初の頃だったと思います

東西冷戦が終わると世界の緊張関係がなくなり
世界平和に進んでいくものと思われましたが
あれから30年以上経っても世界での争いは
中々終わることはないような感じですね

むしろ東西冷戦と同じような世界の緊張関係に
戻って行っているような感じさえします

まあ、私が何を考えようが世の中に何ら
影響を与えるものではありませんが(笑)
それでも、ただただ、ニュースから見える
悲惨な状況が一日も早くなくなることを
願ってやみません

という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!

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