休みをもらって実家に帰れる日

おはようございます
ちょうど1月も真ん中の日の火曜日の朝です

昨日は朝から所用で外出
その途中で官公庁3件廻って証明書類の
取得と届出書類の提出など
夕方に事務所に戻って来客2件対応など

さて今巷では働き方改革に対する色々な
就労関連の意識や制度の改善について
色々とその対応が言われているところです

藪入り」という言葉が昔あったようです
藪入りとはかつて商家などに
住み込み奉公していた丁稚や女中など
奉公人が実家へと帰ることのできた休日

この習慣が広まったのは江戸時代で
本来は奉公人ではなく嫁取り婚において
嫁が実家へと帰る日だったものが
都市化の進展に伴い商家の習慣へと
転じたものとも言われているそうです

藪入りとされる日は年に二日あって
旧暦1月16日頃(小正月)と旧暦7月16日頃(盆)

それぞれ重要な祭日であることから
嫁入り先・奉公先での行事を済ませた上で
実家でも行事に参加できるように
という意図だったとされているそうです

それにしても1年に2日しか帰れないなんて
現代では考えられない環境ですよね

ただ、そういうものだと思えば
苦痛とか束縛されているとか
そんな風に考えることはないのかもしれません

同列に考えるのは適切ではないけど
考えてみれば私も一般的に言うところの
休日はほぼありませんでした

その他に生きるすべがないとか
その生き方が自分の全てだと思えば
そんなものなのかもしれませんね

その当時と今では大きく違うことは
選択肢があるかどうかというで
自由とは選択肢がどれだけあるかということ

少なくとも私の今は自分自身が選択したこと
今のような選択肢が私達に与えられているのは
過去を生きた人々が大変な思いをして
後の世代の為にと必死になって働いてきた
結果が今に繋がっているということ

そういった古人への感謝を忘れずにいないと
いけないし、与えられた選択肢を
大事に使わないといけないと思います

———

蝋燭は身を減らして人を照らす

我が身を犠牲にしてでも他人の為に尽くすこと
受けた恩に対して感謝するだけでなく
犠牲を払ってでもお返しがしたい
と思える心と行動が大切ということ

起きて働く果報者

健康で働けることは幸せなことだという意味
果報者とは幸せ者という意味

———

滅私奉公みたいなものは
あまり好きではありませんが
選択の出来る自由に感謝しながら
頑張っていきたいですね

という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!

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