何故、犬は歩くと棒に当たってしまうのか?

おはようございます
今週も後半戦に突入の木曜日の朝です
で、今月もあっという間に最終日

昨日は朝一から申請書類の作成をあれこれ
それからクライアント先に訪問して打合せ
ちょっと私用を済ませてから千葉県某所の
クライアント先へ向かい諸々の打合せなど

昨日は予定通り自民党の新しい総裁が誕生
結果が出ればノーサイド、全員野球で
という言葉に組織の強さを感じました

そんな一連の流れを見ながら思ったこと

何かを成し遂げようとか、夢を実現しようとか
目指す何かを掴もうと思うときにどうすべきか
実際に夢の実現に成功した人はどのように
語っているのか?というとよく言われるのは

目標を明確に定めて、やるべきことを
ぶれずにひたむきにやり続ける

しかし、本当にそれだけでいいのだろうか?
1年後に世の中がどう変わっているかなんて
実はそんなこと誰にもは分かりません

特にこの2年ほどを振り返ると丁度2年前に
このコロナ禍に見舞われることを予測して
準備していた人なんておそらくいないでしょう

犬も歩けば棒に当たる」という諺があります

この言葉には二通りに意味があると言われていて
ひとつは、犬がうろつき歩いていると
人に棒で叩かれるかもしれないというところから
でしゃばると災難に遭うよ、という意味

もう一つは 「当たる」という言葉の印象から
何かしていると思いがけない幸運がある、という意味

実は全く反対の意味があるんですよね
おそらくこの犬にしても歩き始めたときに
棒に当たることは予測していなかったはず

ただし偶然棒に当たってしまったときに
災難と捉えるか、幸運と捉えるかは
結局はそれは犬自身がどう捉えるか次第と言えます

こうした考え方を理論的に提唱したのは
スタンフォード大学のクランボルツ教授で
計画された偶発性理論」と呼ばれているんです

人生の「キャリアの8割は偶然によって決定される
というのがその理論で示されているのですが
一見そんな行き当たりばったりな考え方を
理論と呼んでいいかって思えなくもないですが(笑)

この理論の重要な要点は次の2つで

・個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される

・だから、その偶発的なことを計画的に導くことでキャリアアップにつなげて行くべきである

というものなんですけども
計画された偶発性理論」とは偶然の出来事を
『ただ待ってる』のではなく、『自ら生み出す』
ことがとても重要ということなんです

そこでこの中では特に、偶然の出来事を
生み出すためには次の5つの行動指針を
大事にしようとこの理論で述べています

①好奇心 [Curiosity]
 ⇒たえず新しい学習の機会を模索し続ける

②持続性 [Persistence]
 ⇒失敗に屈せず、努力し続ける

③楽観性 [Optimism]
 ⇒新しい機会は必ず実現可能とポジティブに考える

④柔軟性 [Flexibility]
 ⇒こだわりを捨て信念、態度、行動を変えること

⑤冒険心 [Risk Taking]
 ⇒結果が不確実でもリスクを取って行動を起こすこと

やべ、やり出したら長くなってきた(笑)
続きはそのうち気が向いたら触れます

という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!

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