おはようございます
外からは小鳥のさえずりが聴こえる
6月最初の土曜日の朝です
昨日は一昨日に引き続いて
一日中某所にて研修会に参加
いつまでも学ぶべきことは尽きません
ということでよくこんな言葉の
使い方をすることがあります
人一倍努力する
人一倍頑張った
人の一倍だったらそれほど
頑張らなくてもいいんじゃね?
生意気盛りのガキだったころに
そんな風に屁理屈を言っていた気がしますが
で、その言葉の由来をちょっと調べてみると
「人一倍」という言葉は辞書よると
『普通の人以上であること』と言った
説明が多くなされているようです
実は江戸時代以前の日本では、ずっと
東洋数学の定義が用いられていたようで
「一倍」とは現在で言うところの2倍
「半倍」というと今で言うところの1.5倍
という意味で使われていたとのこと
そんななか明治8年の太政官布告で
『自今公文中総テ計算上一倍ノ呼称ヲ止メ、従前ノ諸規則等ニ一倍ト有之分ハ二倍ト改正候条、此旨布告候事但譬バ原金一円ノ二倍ハ二円、十倍ハ十円ト計算候儀ト可心得候事』
との通達が出されたのですが、要するに
それ以降「一倍」という呼称を止め
これまでの「一倍」(東洋数学的解釈)は
「二倍」(西洋数学的解釈)と表現して
使うようにしなさいというお達しが
政府からあったというわけなんですよね
こうした東洋数学と西洋数学での
「倍」に対する解釈の違い、表現の違いが
一部昔からの言葉遣いの名残りが残り
「人一倍」という言い回しが
今も使われているということなんです
わかったようなわからないような解説(笑)
ですが、一般的には頑張ることはいいこと
人一倍頑張る、は
人より多く頑張って努力すること
ただ、ほかの人が実際のところは
どれくらい努力しているかは分かりません
外見と内面は違うし見えないところでの
努力なんて実際は知る由もありません
まぁ努力なんてものは人と比べるものでなく
自分自身の内面のものなんですよね
自分がどこの、なにを目指しているのか?
自分がどこまで本気でやろうとしているのか?
そのことに尽きるのかもしれません
自分はやる気はないけども
あなたは頑張りましょうと言っても
まぁ普通は説得力はありません
また今では無理に頑張りすぎて
体調を崩してしまったりと
そうならないことも重要なことなので
何事もバランスが大事です
もしも、人一倍について聞かれたら
自分の言葉や想いに責任を持つこと
そんな風に答えるのがいいのかなぁ
ということで
今日も一日頑張っていきましょう!
「人一倍頑張れ! とはどれくらい頑張ればいいのか?」へのコメント
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