BCP:事業継続マネジメントの運用・実行とは?

おはようございます
火曜日の朝です、まだ外は薄暗いですね
しかし3月に入り多少夜明けは早くなったかな
今日は早出のため、ちょっと急ぎ足

昨日は朝一で水戸の入管へ
在留カードの受け取りと期間更新の申請
思ったより混んでましたが・・・・
それからクライアント先で打合せ
法務局で必要書類の取得の後
途中でクライアントに立ち寄ったあと
某官公庁で打合せをしてから事務所へ
夜まで事務所で作業

さてISO22301事業継続マネジメントについて
前回まででPDCAサイクルのP:計画まで触れました
今回は第8章:運用について見ていきます
が、この章はかなりボリュームがあるので
何回かに分けてのご説明になります

第8章:運用は、第6章:計画で策定した計画に対し
その取り組みについて実践をするプロセスで
そのためにまず規格が要求していることは
・プロセスに関して基準を設定する
・基準に従いプロセスを管理する
・必要な程度の情報を文書化する
の3点になっているんですが
事業継続マネジメントをきちんと廻すにあたり
外部委託したプロセスサプライチェーン
管理もきちんとやるということになっています

サプライチェーンとは供給の連鎖とも言いますが
もし製造業を前提として例えるならば
原材料調達⇒生産管理⇒物流⇒販売までを
一つの連続したシステムとして捉えたもの

仮に自社が何らの被災を受けていなかったとしても
原材料の調達先が想定外の事態により
事業が動かなくなってしまったら
原材料が入ってこないので生産が出来なくなる

今、新型コロナウィルスの影響で
中国での生産活動がストップしています
なので一部スマートフォンの入荷が
実質困難になってしまっています

という影響が出てしまうことから事業継続には
サプライチェーンの管理も無視出来ない

そうした管理もきちんと行いながら
計画について実施していくわけですが
事業継続マネジメントでは実際の運用にあたり
二つの作業を行うことを要求しています

それは
事業影響度分析(BIA)
リスクアセスメント(RA)

簡単に言うと想定外の事象が起こったときに
事業がどういう打撃を受けるのかについて
具体的に分析をおこなうことをBIAと言います

またそうした打撃がどのようなリスクを生じるか
リスクの特定・分析・評価をおこなうのをRA

ちょっと長くなりそうなので
BIAとRAについては次回ふれますね

さあ、あなたはどんな日常の運用してますか?